マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

未来を担う若者たちのアイデアがとてもよい

2021-09-27 | 日々の暮らし
夕方のニュースで、福岡県内のとある高等学校の取り組みが紹介されました。
それは、学校で貰うプリント類(不要になったプリント類)を再生紙にして、それを自分たちの卒業証書にするという内容でした。

最近の高校や中学校には、SDGsの部活や委員会を設置しているところも多く、学生たちのアイデアを形にしつつ、SDGsを実現していく取り組みをしています。
その中のひとつが、今回ニュースで紹介された取り組みですが、ちょっと聞いただけだと、まず再生紙を作る過程が気になりますよね。
古紙となる不要になったプリント類は、なんとか集めることができるとしても、一般的に再生紙を作るとなると大きな製紙工場へ依頼して作るか、もしくは自分たちで紙漉きの技術を使って作るか、ということを想像していたのですが、全く違っていました(笑)

この高等学校は福岡県の中間(なかま)市にあるのですが、この取り組みを始めるきっかけは隣に位置する北九州市が「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されたことだとのこと。
再生紙を作る方法も、北九州市にあるEPSON販売株式会社に設置されている機械を使うとのことでした。

再生紙を作る機械はこちら
OGPイメージ


EPSON販売株式会社と北九州市とで取り組むプロジェクトの内容がこちら
OGPイメージ

北九州市のSDGs達成を目指す新たな活動として『紙の循環から始める地域共創プロジェクト』を開始

エプソンは、福岡県北九州市の支援を受け、同市の「北九州SDGsクラブ」が推進する新たな「プロジェクトチーム」として『紙の循環から始める地域共...

 


少し検索をかけて見ましたら、同じように再生紙で卒業証書を作るという取り組みをしている高校がいくつかありました。
すでに出ているアイデアではあるものの、学校全体の取り組みは徹底していてムダなごみを出さない努力をしていることが伺え、その中での再生紙で作る卒業証書は、ただ学校生活を思い返すだけではなく、自分たちで取り組んだことや学習などの軌跡が形を変えて手元に残るということに特別な感情が生まれつつあるようでした。

こういう取り組みは、今は学校生活限定かもしれませんが、これをきっかけにして社会貢献できる人材が少しずつ育っていくのかな、と思うと応援したくなります。

私も、できることは頑張ってしていかなければいけないと、気持ちを新たにしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。