昨日の夕方、
夫とBULLET TRAIN
を観てきました。
愛顔の鑑賞券が残っていて、
私はいろいろ観たい映画はあったのですが、
夫はシリアスなのは好きでないので、
伊坂幸太郎原作やし、
アクションものなので、こちらにしました
原作は、
マリアビートルと言う伊坂幸太郎さんの作品で、
天道虫と呼ばれてる七尾が、
新幹線内にあるブリーフケースを奪って、
次の駅で降りると言う簡単な仕事をするはずが、
なんでだか、
他の殺し屋から狙われちゃう話。
コミカルで、
小気味良い作品なので、
できればハリウッドではなく
日本で映画化してほしかったなー。
ネタバレがあるので、
観てない人で気になる人はここまでで
行き先がそもそも違う!
原作は仙台に向かうのに、
映画では京都なのと、
夜乗って明け方着くという
新幹線のはずが鈍行かいな?
みたいなゆっくりさ
時間は普通の新幹線の時間経過で良かったと思うんだけどなぁ。
そして、
原作では王子は女の子じゃなくて
サイコパスの中学生男子なんだけど、
本物の王子を出しちゃうと3時間の映画になってしまうので、
こういう配役にしたのだな、
と後半でわかりました。
王子と関わり合いになる木村も、
背景があって
真田広之演じるお父さんとは
あんな関わりではなくて、
最後にお父さん!えっそうなの?
みたいな出方なんだけど、
最初っからガッツリ出てて、
まあ、それはそれでうまくストーリーになっていたのかな?
また、
峰岸という最悪のヤクザ者が
原作では敵なわけだけど、
峰岸は殺されてて、
ホワイトデスとかいうロシア人相手になってたのも気になった。
そんな中良かったのは、
レモンとミカン。
原作の檸檬と蜜柑の雰囲気にピッタリだった!
レモンは、
人生の全てを機関車トーマスから学んでて、何でもトーマスの機関車に当てはめて話すんだけど、
凄く良かった!
キャラクターが壊れてなくて嬉しかった。
ブラピは良かったんだけど、
本当の七尾は
マジで不運だし、
不運だからこそ
いろんなことに抜かりがなくて用意周到なんだけど、
そこが描けてなくて残念
それに、殺し方が違うし。
あんなに血を出さないから、七尾は。
とにかく俳優さんたちは
メッチャ楽しそうだったので、
観ていて笑えたし、
面白かったです。
原作知ってる人と行ったらもっと面白く観られたかもしれません。
また、マリアビートルを読みたくなりました。
映画化されたから再読したけど、
何回読んでも面白い作品です。
Thank you