いよいよ工房展前のラスト素焼き(10日・来週の月曜日!)まで、あと一週間となりました。
特に一年に一度の還元は、ここが最後のチャンス。
悔いのないように、ちゃんと作品を入れとくれなはれや〜。
6年生のいちかちゃんですが、なぜか志野のぐい呑みに異様な興味を示してくれてます。
伝統的な作法にのっとった造形。
これぞ桃山文化!って感じのものができました。
フリーで直感的で闊達。
小学生がこれでなにを飲むのかは疑問ですが、和文化の境地を垣間見るのは、今後の創作活動の糧になることでしょう。
お手本・・・となるかどうかどうかわかりませんが、しはんのパーソナル志野です。
削りはザクザクと荒めに。
志野は、彫刻です。
厚めにつくって、掘り込み、削ぎ落として造形します。
マボロシと言われる、志野専用の「もぐさ土」も入手済み。
削りは難しいけど、無定形が志野の定型。
創造性と美意識の見せどころ。
削った跡の器面が荒れて、細かいピンホールである「ゆず肌」になります。
削ってない部分はツルツルに焼き上がるので、このメリハリのバランスも重要。
思いきって遊びましょう。
古田織部さんの言う「へうげた(ひょうげた)」表情が魅力なのです。
なにをしてもアリ。
興味のあるひとは、この機会にぜひつくっといて。
次のチャンスは、まる一年後となります。
悔いなく挑戦!それが人生。
ぼーっと生きてんじゃねえよ、なんて言われないようにね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園