1月22日の夕方、ココと散歩をしているとココの足を覗くように確認して、
「前に会いましたね。」と声をかけてくださる方がおられました。
ココは前足が一本しかないのです。
「この前、この子は私の恋人と言ってたな。」
「はい、いつも言っています。」と言うと、
「こんなことを言うのも、あれなんやけど・・・」
「この前、知り合いの飼ってた20歳の犬、この子(ココ)よりまだ小さかったかなあ?その子が死んだんやけど、その翌る日に飼い主の77歳の女の人が亡くなったんや!」
「数日前に海外旅行に行ってたんやで!」
「その人も犬をとても可愛いがってたけど、あんたも気いつけや!」
と忠告してくれました。
◆ ◆ ◆
トイ・プードルは人懐っこくて、社交的な子が多いそうです。
ココはまさにその通りです。
家にいる時はずっと私の後をついてまわります。
私がリビングにいる時はリビング。
寝室に行けば、ベットに飛び乗って、すぐに私の胸にもたれかかって来ます。
顔をグイグイ押し付けて来るのですが、毛むくじゃらなので息ができないほどです。
そして、必ず唇を奪いにきます😝
一晩中私にピッタリくっついて寝ます。(夏の暑い時は足元にいる時があります。)
腕まくらも大好きです。
お風呂に行ったり、出かける時は後追いしません。
ところが、トイレに入って、扉を開けるとずーっと私のことを見ています。
これはもちろんトイレの中からではなく、トイレの前から写したものです。
先日、椅子に座って抱っこをしている時ココが見つめてくるので、大体の時間を数えてみました。(時計が見れないので…)
何と5分近く目を逸らさず私を見ていました。最後は私の方が根負けしてしまいました。
◆ ◆ ◆
一歩外に出ると…
知らない人でもそばに寄って行こうとするし、関わってくれると思うと抱っこをせがみます。
背伸びをし、片腕で膝の上あたりを引っ掻くようにします。
しっぽもちぎれんばかりに振っています。
抱っこをしてもらうとどなたにでもすっかり身を預けて、すぐに寝てしまいます。
かわいいい寝息をたてて…💤
やはり、隙あらば皆さんの唇を奪って困らせています😁(男女を問わず)
でも、それは『ありがとう』の意味が込められているように思います。
ココはいつも可愛がってくださる方の家は全部覚えていて、中に入ろうとします。
遠くからでもグイグイ引っ張って行くこともあります。
抱っこしてもらって、もうおしまいと下に下ろすと、クルッと振り返って、また、抱っこをせがんでなかなか帰ろうとしません。
私が「帰るよ!」といくら言っても帰ろうとしないので、私の家まで一緒について来てくださる方が結構おられます。
ココはどうしたらその人が喜んでくれるか分かっているかのように振る舞います。
ココは外では「飼い主様よりよそ様」です。
そんなココを可愛く思う反面、「私のことはあまり好きではないのかな?」と不安になったり、寂しく思ったりすることもあります。
それで、ココはご近所さんのアイドルのような存在になっているのだと思います。
でも、ココの本当のかわいさは一夜を共にしないと分からないと思いますよ〜🤭
ココをとても可愛がってくださっているTさんが暮に、お餅と柚子を持って来てくれました。
ココに会いたいからとご夫婦で来てくださいました。
ココは2022年9月に未分化細胞の悪性腫瘍で右前足と肩甲骨を切断しました。
昨年、手術した病院でMRIを撮ると再発しているかも知れないと言われました。
また、同じような手術をした20頭のうち半数の子は術後1年以内で亡くなっているとも言われ、何かあるたびにヒヤヒヤしています。
ココは私の体の一部であるかのようにいつもくっついているので、もしものことがあった時の喪失感はかなり大きいのではないかと心配しています。
でも、もしもの時、私と同じように悲しんでくださる方が周りにたくさんおられると思うので、その点では心強いです。
これは先代犬ナナのオーバーオール?です。
裁縫の得意な友人がココに合わせておしゃれに手直ししてくれました。
これを書いている間も北風がビュービュー吹き荒れています。
超寒がりなココですが、ナナの温もりも感じながら温まることが出来るるでしょう😊