
保護犬の情報を集めました。
大阪府愛護管理センター(アニマルハーモニー)や保護犬シェルター(アニフェア大阪)など、ネットで5、6カ所を教えてもらったり見つけたりして毎日のように探しました。
保護犬カフェにも行きました。
大阪には長居、堺、鶴橋、寺田町、天神橋店があり、兵庫や千葉、東京にもあります。
保護犬カフェは大阪で誕生したそうです。
はじめのうちは保護犬カフェがどんなところか見に行っていました。
思ったより、ワンちゃんたちがのびのび明るい様子で安心しました。
隅っこやゲージで寝ている子もいましたが、お客さんのお膝が大好きな子もいました。
ゆっくりですが走り回っている子も多かったです。
この子たちを見ていると本気で「我が子」探しをするようになりまし

これはおやつをあげている時です。争奪戦はすざまじかったです。
押しのけられる子のことが気になりましたが、落ちたものを食べているとのことでした。
どの店もインスタグラムにそれぞれの子の様子が書かれているので気になる子の情報を集めました。
でも、やはり実際に会って、スタッフさんにいろいろ聞いてみないと分かりません。

保護犬カフェには繁殖引退犬やブリーダー崩壊、飼育放棄などいろいろ過酷な環境のところから来ています。
長い間ゲージに入れられっぱなしの子もいます。
歯周病やパテラ(膝蓋骨脱臼)、腫瘤や腫瘍のある子が多く、心臓病の子もいました。
出来るだけ病気などで判断したくないと思いましたが、私はココのこともあり、腫瘤や腫瘍のある子は受け入れることは難しいと言いました。

病院通いが難しいので、どうしても元気そうな子を迎えたいと思ってしまいます。
でも、今まで飼っていた子は10歳を超えるといろいろな病気が出て来ました。
だから、今は元気そうに見えてもそのままずっと元気でいられるかどうかは分かりません。
また、最初のルルはよく勉強しないでかわいそうだというだけで避妊手術をしませんでした。
子宮蓄膿症や乳がんなどホルモンが影響する病気になってしまい、最期は乳がんの転移でした。
保護犬は繁殖引退犬が多く、避妊手術をしていない子が多くいます。
また、私が高齢なので8歳から10歳くらいの子、抱き抱えられるように3kg前後の子を探しました。
出来ればココに似ていない子がいいと思っていました。
ココと比較してしまうような気がしたからです。
実際、ココにそっくりな子がいましたがやはり辛くなりました。

そんな中、ヨークシャーテリアのカイセイちゃんが目に止まりました。
とっても穏やかで人懐っこい子でした。つぶらな瞳が印象的でした。
考えに考えて迎えに行くと決めた前日の夕方、インスタグラムに「家族ができたよ!」とあるではありませんか。
力が抜けるようでした。
保護犬カフェは予約ができません。
当日、飼い主に何かあった場合の二次的飼育者と一緒に行き、審査に通らなければ譲り受けられないのです。
つづく
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