ようやく週末になりました。今日(土曜)は、朝から早速アンプの調整を実施。前回のブログを確認すると、ノイズが大きいと記載が・・・オシロで出力端子の信号(無信号時)を確認すると、約20mVぐらいのノイズが出ていました。書きながら思いましたが写真を撮り忘れました。
まずは、ノイズの出ている場所の特定のため、ヒータを疑い、出力管のみで確認、2-3mVとかなり優秀。今度は前球を挿して確認しました。するとノイズが20mVぐらいになる。どうも前球が原因のようです。一応ヒータバイアスを30Vぐらいかけていたのですが、ヒータとGND間にコンデンサを繋いでノイズが低減するか確認したところ、逆に増える。おかしいと思いDC電圧を確認してみたところ、100V近い電圧になっており、あれ?ということで、なんと6CG7のヒータカソード間の絶縁が壊れていることが判明しました。6CG7は100Vほどの耐圧があったため使用したのですが、残念。μもちょっと低めでしたので、30ぐらいある6ES8という球に変更しました。これでノイズは約5mVほどになりました。
6ES8は、6DJ8と同じようなカスコード接続用に作られた球ですが、セミリモートカットオフ管です。TDSLによると”Different rating or performance”で6DJ9と出てきます。今回のような初段の上側の球で使うと、結構抜けのよい音がし、気に入っています。
さて写真がなくつまらないブログになってしまいそうですが、今回のアンプ製作で故障していた球は、下記2つでした。
そして球を変更した最終的な回路は下記です。
そして外観は、球の変更で下記のようになりました。
出力は、約6w+6w、DFは3.3@8Ωとなりました。
音質は気に入っているのですが、いろいろ回路の手直しなどしてみて確認していきたいと思います。
あ~、次のネタが思いつかない!?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます