今日は、先日入手したアイデンのアルニコ30㎝を組み込んだシステムの測定を行おうと思い、その前に試聴を実施。
が、左側のシステムがおかしいことに気が付きました。
なんと、ウーハの音が出たりでなかったり、またガサガサ音がしたりとなんだか変。「おいおい、414Aに続けて故障はやめてくれよ~」としばらくコーン紙に手を当てて状況が変わるかなど見ていましたが、状況は一向に変わらずで、仕方がないのでユニットを取り出してみました。
結局、原因はすぐにわかりました。
上記のようにユニットの端子にはめ込んでいる線が、端子からはみ出してフレームについていたのです。両方微妙についていたので、ショートしたりしなかったりで、それでなったりならなかったり、ガサガサしたりとなっていたようです。
この線のはみだしをなくしたら治りました。よかった~~。
で、ユニットをまた元に戻そうかと思ったのですが、ここまでユニットを出しましたので、折角だしと思い、予定を変更してアイデンから別のユニットに差し替えて見ることにしました。
アイデンのユニットと前後して、実はもう1つユニットを落札していたのです。
それは、TRIOのアルニコ30㎝ ”T12-30J”というユニットです。
アルミの鋳造と思われるフレームに大きめ(この手のスピーカでは標準的?)の角型アルニコマグネット回路が載った30㎝ユニットです。見た目、このフレームの形状やコーン紙の状態など、何とも言えず味があり、これはよいユニットに違いないと思い、価格が安くなったところで落札してみたのです。
ずっとウォッチしていましたが、あまりウォッチリストに入れている人がいなくて興味のある人はかなり少なかったようです。思うに、日本製のユニットは人気があまりなく、比較的安く入手できるようです。やはりオーディオは舶来製に人気がある様で同じ30㎝でもALTECやJBLは、高嶺の花。日本製はその10分の1ぐらいの価格で購入できるのではないでしょうか。
まあ、確かに日本製のユニットは、マグネットも小さめで少し安っぽい感じがしますしね。しかし中には良いものもあると思いますので、その辺は目利きが重要だと思います。
ということで、組み込みが完了しました。
早速音出しをしてみたのですが、やはり能率はアイデンのユニットよりは低いようで、高音側ドライバのアッテネータを少し調整しました。
そうすると、結構よい音がしています。
コーン紙はパリッとした感じの張りがあるタイプで、あまり上下に動かず少し動きは固めです。そのため、中音域に特徴があるのか響きが良い感じがしています。特に女性ボーカルがいいようです。価格以上に良い働きをしてくれているようで、儲けた気分がします。しばらく聞いていたいユニットです。
が、アイデンのユニットもあり、しばらく聞いたら載せ替えたいと思います。日本製のユニットもなかなか良いというのを経験しました。よく考えたらアイデンも日本製でしたが・・・。
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