IT企業の創業者の一人、スティーブジョブズはいいものを発明してくれました。それは、AirTag。本当に見つける天才です。
今日は、近所(数㎞離れている)に住んでいる母親からSOSが。
認知症の親父の言動がちょくちょく怪しくなるのですが、今日もおかしくなったらしく、まだ自分の親が生きていると思っていて、いつの間にか探しに行ってくると家を出てしまったそうです。午前中は一緒に探していて、昼から勝手に出ていったとのこと。
行方不明になったので探してほしいと連絡がありました。
以前からよくこういうことがありましたので、もうどう対処すればよいかすでに考えていましたので、慣れたもんです。親父のポケットにはAppleのAirTagを忍ばせているのです。
で連絡を受けて早速どこにいるのか確認してみました。
まだ家の近所とはいえ、結構離れたところまで歩いているようです。そこで、自転車に乗って探しに行きました。
探しながらちょくちょく場所を見ているのですが、親父も足腰は丈夫で結構歩いています。わずか10分もしないうちに1㎞ちかく歩いているようです。
で、無事見つけることが出来ました。一応めでたしめでたしですが、このAirTag、こういう時に本当に良い働きをしてくれています。
仕組みは、恐らくですが、自分のiPhoneに登録したAirTagと通信可能な、別の誰かが持っているiPhoneが近くを通ると、AirTagの場所をサーバに上げて、それを自分のiPhoneの”探す”アプリが読み出し、そのAirTagの位置と地図をマッチングさせるというものだと思います。
なので、iPhoneを持っている人が近くを通らないと、場所がわからないのですが、日本はiPhone天国なので、かなりの確率で近くを通る人がいるようです。
なので、すぐに見つかりました。
最近は、GPSで迷子を見つけるサービスなどもありますので、恐らくそういうサービスの方が見つかる確率は上だと思いますが、AirTagは簡易的な方法ではよいと思います。
あまり正確ではない、必ずしも見つかるとは限らない、という点に注意すればこの方法もよいかもしれません。本来は鍵など自分の持ち物を見つけるためのものだと思いますので、今回のような人を見つけるような用途向けではないと思います。なので、実際にやる方はあくまで自己責任で。見つからなくて大事になる可能性もあることを理解しておきましょう。
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