相変わらず、コントロールアンプに使うフラットアンプを単球で作ろうと思っています。
とりあえず、凝ったことはあきらめて形だけでも先に作り、早くオーディオ環境を良くしたいと思っています。そのうえで、いろいろ凝ってみようかと。そこで、単球でフィードバックをきちんとかけるべく、基本的な回路を試してみました。
その前に、現在のトランスでは電圧が低いので、もうちょっと高い電圧を得るために倍電圧整流回路にしました。ついでに、±電源にしようかと思いましたが、凝ったことはやめようと思い、抵抗によるパイ型フィルタでリップルを除去。マイナス側の抵抗は、いらないのですが、途中まで±でと思っていたので、そのまま。
一応、負荷なしでは90Vぐらいまで出ていましした。
まずは、下記の電流帰還回路。カソードパスコンを外した形が電流帰還回路になります。球の増幅度が高ければ、全体の増幅度は、20kΩ/100Ωで200倍ですが、全然そんなにありません。実際には、せいぜい数倍。
はじめは、プレート抵抗は、定電流ダイオードにしてみました。1mAのものを2つパラって2mAとしました。
早速、音質確認。
音は期待していましたが、残念ながらなんだか暗い・・・耳の加減でちょっと聞こえが悪いのかなと思いましたが、何度聞いてもいまいち。なんだろうこれはと思い、定電流ダイオードを抵抗に変えてみました。すると、暗かった音がかなりまともに。ということで、使い方に問題があったのかもわかりませんが、この回路は私好みではありませんでした。
しかし、抵抗に変えた回路でもまだいまいちかなーという状況。そこで、今度は、もう一つの帰還回路である、PG帰還を試そうと思いましたが、ちょっと変更には、時間がかかりそうなので、また次週確認したいと思います。
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