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窓付き真空管アンプの製作(7)

2025-01-25 22:57:53 | 窓付き真空管アンプの製作

昨年からの続きで、まだ相変わらず地味な作業が続いております。

とりあえず、年末に電源トランスにショートリングをつけてみて効果を確認したのと、出力トランスにシールドをしてみましたが結果は如何に。

まずは電源トランスにショートリングをつけてみます。

銅板は0.2mm厚で30mm幅のものを買いました。厚めのものにすると加工が大変なのとアマゾンに良さそうなものがなかったので、この大きさのものにしてみました。

一周したらハンダ付けします。

そして試してみます。

球は、大掃除で6CD6は倉庫に仕舞ってしまったので、6CA7に変更しております。

出力トランスの2次側にオシロをつないで確認してみます。

以前は2.5mV位あったので効果は少しあったようです。

 

が、これは年末に試した結果でした。

本日再び確認してみたところ、なんと以前の計測結果と同じ程度になっていました。

そこで、今日は出力トランスにもシールドを施してみたいと思います。出力トランスにマックエイトのSHS-3Bという銅を使用したシールドを巻いてみることにしました。

これを35mm幅に切り出して出力トランスに巻きます。ただ、単にまくだけではなく、その下にこんなシールドシートも貼っておきました。

ノイズ抑制シート「バスタレイド」というものです。高周波用っぽいのですが、マックエイトのクッション代わりに。まるで絆創膏のようです。

マックエイトのものは、はさみで切れるしトランスのコアに沿って加工もしやすいので結構優れものです。こういう使い方が正しいのかは疑問がありますが。まあ、何らかの効果を期待してのことです。

さて1個目巻き付けが完成しました。

これで確認するとどうでしょう。

なお今日は、6GB8に真空管が代わっております。

結果は、下記です。

少し下がりました。やや効果があるのかも。しかし、これはちょっとまだノイズが大きいと思います。

しかしもう手はつくしましたので、やはり取り付け方を工夫しないとダメなようです。そこで、出力トランスをほんの少し、傾けてみました。

その結果、効果てきめんです。

最終的にはこうするしかないかなと思います。この方法で行ってみようと思います。

片方だけシールドをつけるとアンバランスなので、もう片方にも同じシールドをつけておきました。

少し変わったトランスに見えて案外見栄えが良いのではないでしょうか。

そろそろ設計に移りたいと思いますが、塗装、穴あけはもう少し暖かくなってからにするかも。

 


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