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ネルソン・パス Amp Camp Amp もどきの製作

2019年01月21日 00時00分00秒 | オーディオ
12月にAmp Camp Ampもどきを製作しました。





Amp Camp Amp は、ネルソン・パス氏が、「夏休み親子でアンプ製作教室」のために考案した、親子で1日で完成させるためのアンプキットです。
天才ネルソン・パス氏の教室ですから、私がもしアメリカ人だったら、近所の子供を借りるか子役を雇ってでも絶対に参加していました。

ネルソン・パス氏は、いくつかの著名なアンプを設計した後、Threshold社を創設し、その後も、PASS社、FirstWatt社といずれもハイエンドのメーカーを創設した人で、PASS社以降は終段FETをシングルで使用する非常に独創的なアンプを作り続けています。
この Amp Camp Amp もFETのシングルアンプです。



今回「もどき」なのは、中国製のバッタもんパーツセットを使ったからです。
その頃ちょうどオリジナルのキットの頒布再開のメールが届いたのですが、仕事が変わり身入りが心細いタイミングでの購入(米国からの送料を含め50,000円くらい)は許されるはずがないため、しかしながら一石アンプへの興味が非常に高まってしまっていたため、バッタもんでなんとかすることにしました。

バッタもんとはいえ回路はほぼ Amp Camp Amp と同じであり、少しだけチャイナオリジナルの工夫はしていますが、著作権的には甚だグレーですので、紹介はしません。
興味がある方はご自分で調べてください(驚くことに何種類かあります。私が購入したのは日本のAmazonで92,316円とオリジナルより遥かに高い本末転倒な値段で売られているものと同じ基板です)。


米国のサイトで注文し、中国から届くまで、1ヶ月くらいでした。
パーツセットの内容が1ch分か2ch分か分からなかったので2セット注文しましたが、1セットに2ch分入っていました。



外装は、ヒートシンクとアルミのパンチング板で作ることにしました。
これは加工が非常に楽だったので正解でした。
FETを両サイドに配置した基板なので、両サイドをヒートシンク、全面・背面・上面をアルミのパンチング板で覆うモノラルアンプ構成としました。
足はネジで済ませました。


電子部品は、パーツセットからは半導体とトリマーボリュームだけを使用しました。
音質的な配慮と、チャイナの部品はたとえ日本製と書いてあっても危ないためです。
ほぼ手持ちの部品だけでなんとかなりましたが、DCジャックだけは入手にあたってほんの少しだけ苦労しました。


詳細はまた後日。

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