鹿児島県・屋久島沖の米軍オスプレイ墜落事故の捜索活動で、機体の主要部分らしきものの周辺で見つかった人影は5人とみられることが4日、関係者への取材で分かった。 ダイバーが機体らしきものとともに海中で確認したという。海上保安庁や自衛隊などが確認を急いでいる。 産経新聞
鹿児島県・屋久島の安房港から捜索に向かう米軍関係者=4日午前8時47分
鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、機体の残骸の回収が進む一方、死亡が確認された1人を除く搭乗員7人は行方不明となっている。米軍は、救難活動のために原子力空母カール・ビンソンを投入。海上保安庁の巡視船、自衛隊の護衛艦や掃海艇が展開し、航空機も加えた異例の規模での24時間態勢の捜索が4日も続いた。 4日午前6時半ごろ、同島沖合には自衛隊の掃海艇など3隻が集まっているのが見えた。海保のヘリも周辺を飛んだ。午前9時前には米軍も事故現場付近の安房港からゴムボートを出し、捜索に加わった。 カール・ビンソンは中国封じ込めを念頭に、西太平洋に展開している。捜索海域周辺への派遣は、事故に乗じた中国軍の動きをけん制する狙いもあるとみられる。 11月29日の墜落直後から、屋久島沖では多くの残骸が見つかった。数メートルの物もあり、機体は大破した可能性がある。
産経新聞
里山の荒廃や土砂崩れにつながる放置竹林の有効活用に、長野県原村の合同会社が乗り出した。切り倒した竹を加工し、猫などペット用トイレの砂として販売。使用後に畑にまけば土壌改良材になるといい、里山保全に貢献できる「一石三鳥」の製品と意気込む。 トイレ砂を開発したのは、2022年4月設立の合同会社「森に還す」。竹の抗菌や消臭効果に着目し、竹から固形のペレットを作れれば事業化できると判断した。製造担当の大井明弘さん(66)は「竹がごみでなく宝になった」と振り返る。ペレットは1袋6リットル入り。長さ15メートルほどの竹2本から4~5袋分が得られるという。猫の他、ウサギやモルモットにも対応できる。毎日注文が入る好評ぶりで12リットル入りも用意した。
産経新聞
東京・世田谷区の成城学園駅前でナイフを持っていた男が現行犯逮捕された。
男は鉄パイプも持っていて「爆弾だ」と話していることから。警視庁は爆発物処理班を出動させて確認を進めている。
4日正午ごろ、東京・世田谷区の成城学園駅前で通行人の女性が「変な人につきまとわれている」と交番に駆け込んだ。
警察官が近くにいた30代くらいの男に職務質問したところ、所持品の中からナイフ2本と鉄パイプが見つかり、男は銃刀法違反の現行犯で逮捕された。
男は鉄パイプについて「爆弾で火薬が入っている」と話していて、警視庁は爆発物処理班を出動させて確認を進めている。
調べに対し、男は「女性を刺して自分も自殺しようと思っていた」と話しているという。
FNNプライムオンライン
岡山・倉敷市で2日、会社経営の男性が何者かに殺害された事件で、男性の妻が「男が家に押し入り、夫を刺して逃げた」などと話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
2日午後7時半ごろ、倉敷市玉島の会社経営・問田正さん(57)の住宅で、問田さんの妻から「刺された」と通報があり、警察官が洗面所で倒れている問田さんを発見、問田さんはその後、死亡が確認された。
問田さんの近くには、血の付いた包丁が落ちていた。
また、問田さんの妻は台所で倒れていて、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
捜査関係者によると、警察の聞き取りに対し、妻は「男が家に押し入ってきて、夫を刺したあとに逃げた」と話しているという。
警察は殺人事件と断定し、調べを進めている。
FNNプライムオンライン
脱炭素化への貢献が期待される電気自動車(EV)が、特に中国で急速に普及している。購入時の手厚い補助金などが後押しする形でEVを中心とする「新エネルギー車(NEV)」の市場占有率は足元で3割を突破した。ただ、電源自体は石炭火力への依存度が高いままで、脱炭素化にはつながっていないのが現状だ。EV普及に伴う安定電源の調達は日本でも今後、課題となりそうだ。
6割超が石炭
中国自動車工業協会によると、EVや充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)などNEVの10月の販売台数は前年同月比33・5%増の95万6千台と過去最高を更新。急成長した中国の比亜迪(BYD)や欧州メーカーも力を入れており、市場占有率は33・5%に達した。
産経新聞