パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘を巡り、ハマスが最大1カ月の戦闘再休止と引き換えに、拘束する人質40人以上を解放する交渉の再開で「原則合意した」と報じた。
仲介役を務めるカタールがハマスの意向をイスラエルに伝えたとしている。複数のイスラエル当局者の話としている。
イスラエル当局者は、ハマスが人質解放交渉に真剣に取り組む意思があるかどうかを慎重に見極める構えで、近くハマスの提案の詳細を詰めるとしている。一方、別の当局者は交渉再開に向けた初期段階に過ぎず、双方の意見の隔たりが依然大きいと話しており、実際に交渉再開につながるかどうかは不透明だ。 (共同) 産経新聞