朝鮮中央通信は28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が国防科学院による新型の対空迎撃ミサイルシステムの試験発射を視察したと報じた。日時は伝えていない。北朝鮮は昨年4月にも同システムの試験発射を実施。今回は性能や信頼性を検証し、より精密化する目的で実施され、敵の無人機やミサイルに見立てた空中の標的の探知、迎撃に成功したとしている
2017.5.28 08:00更新

北朝鮮との貿易実績は中国や韓国、インド、ロシア、タイ、フィリピンなど16の国と地域で統計に表れる。日本は輸出入ともにゼロだった
日本貿易振興機構(ジェトロ)の調べによると、北朝鮮が2015年に貿易を行った取引相手の中で、ドルベース輸出入額が最も多いのは全体の59・3%を占めた中国。次いで韓国の29・6%だった。貿易の90%近くを占めるのが、陸路でも輸送可能な国境を接する2つの国だった
北朝鮮のミサイル・核開発を、資金面や資材面、技術面などから支える働きを、貿易が果たしていることは疑う余地がない。とりわけ北朝鮮と伝統的に友好関係にある中国との関係が、カギを握る
安倍首相は27日の主要国首脳会議(サミット)で海洋の安全保障に関する議論をリードし、G7(先進7か国)で、東シナ海・南シナ海などへの海洋進出を強める中国への懸念を共有した
今回の首脳宣言では、中国を念頭に「緊張を高めるいかなる一方的な行動に対しても、強く反対する」ことを打ち出した。昨年の伊勢志摩サミットの首脳宣言は「一方的な行動の自制」を求めたが、今回はさらに踏み込んだ表現となった。「東シナ海と南シナ海における状況を懸念」することも明記
首相は26日の日米首脳会談でも、米軍が南シナ海などに艦船を派遣する「航行の自由作戦」への支持を表明した。日本政府は米国などG7諸国との連携を強め、中国をけん制したい考えだ
知識は失敗より学ぶ
事を成就するには
志があり 忍耐があり
勇気があり 失敗があり
その後に
成就があるのである
女子サッカーの世界女王は……。韓国?それとも日本だっけ? あー米国-
アジア・サッカー連盟(AFC)の役員改選で、国際サッカー連盟(FIFA)理事に就任したマハフザ・キロン氏(バングラデシュ)が、現在の世界女王である米国の名前をすぐに言えなかったことが波紋を広げている
イタリア南部シチリア島で開催中の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は27日午前(日本時間同日夕)、2日目の討議を行い、共同声明を採択して閉幕する。初日の26日には安倍晋三首相が冒頭に発言し、「国際的秩序が大きな挑戦にさらされており、G7がこれまで以上の役割を果たすべく、さらに結束していくことが重要だ」と訴えた
26日の北朝鮮をめぐる討議では、安倍首相が「国際社会は非核化と引き換えにさまざまな支援をしたが、北朝鮮は何度も約束を破ってきた」と指摘。国連安全保障理事会の制裁決議の厳格な履行や、さらなる挑発行為があった場合の追加制裁を求めた。日本人拉致問題については「長い年月がたつなかで、もはや一刻の猶予も許されない」と訴え、各国の賛同を得た
5月5日、補給艦「ときわ」(左)から洋上補給を受ける護衛艦「さざなみ」(海上自衛隊提供)