暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

5年で13兆円の増税そのカネは?

2019-09-27 05:42:41 | 暮らしの中で


「社会保障を安定させ、財政を再建するために財源の確保は待ったなしです」・・
     5%から8%への消費増税の際、安部晋三は国民にそう説明をした。
あれから6年、この10月からさらに消費増税を引き上げる・・しかし社会保障は悪化し、
     政府の借金は膨れあがり、国民が将来のためと払った税金はどこに消えたのか?
「経済を強くすれば税収だって増えるんです、税収は今年、過去最高になった」と、
       安部晋三得意のフレ-ズで、演説のたびにそう強調し胸を張る・・・・

確かに2018年度の国の税収は60兆3564億円でバルブ期の最高税収を抜き・・・
    第二次安部政権発足後の2013年度46兆9529億円から比べても年間13兆円増だ・・
アベノミクスで企業業績が上昇、社員の給料も上がり、法人税、所得税などの税収が
    増えたと説明するが、給料が上がって生活が楽になり、その結果納税額増であれば、
国民は納得するだろうが、その大部分は増税による税収増なのだ・・5%から8%消費増税も
   それ以外に安部政権は細かい増税や新税創設・・アベノミクス増税が繰り返されてきた。

ガソリン、都市ガス課税、地球温暖化対策税、資産の再分配の名目で相続税の大増税だ。
   相続税対象者が一挙に2倍に増え税収は年間3000億円に増えた・・昨年からの煙草増税
国際観光旅客税(1000円)2024年から森林環境税(1000円)が徴収される・・特に・・
   サラリーマン増税だ・・「給与所得控除」が縮少され増税対象者も拡大されてきた。
消費税8%の税収増は年間8兆4000億円、アベノミクス増税を合わせると年間10兆円・・
     そのカネはどこに消えたのか安部晋三が8%引き上げの時記者会見で・・・
「消費税は、社会保障にしか使いません」と記者の質問に言い切った・・・

だが、10兆円も増税したのに2013年度は約29兆円から2018年度は33兆円と年4兆円しか
   増えていない・・そのかわり使われたのが国土強靭化の公共事業やTPP対策に
20018年から3年間で7兆円の国土強靭化の緊急対策予算が組まれている・・・・
    TPP合意は専門家から「農業への影響はない」と指摘されたが政府は2年間で、
補正予算総額6000億円の緊急対策を組み、農業土木事業や補助金をバラ撒いた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする