
まず大前提としどのような政治信条があろうと、その政治家にいくら批判があろうと、
今回のテロを断じて容認することはできず、改めてご冥福を祈ります。
【安部三代】の著書であるジャ-ナリスト青木理は今回の事件をどう捉えたのか❔
安部氏は政界入りする前の青年時代には、強い政治信条や信念を持っていた形跡すらなく、
母方の祖父である岸信介氏に強い警慕の念を抱いているようで、しかし、戦前に特高警察に
抗った父方の祖父‣安部寛氏のような胆力や反骨心、、あるいは戦時中に特攻隊を志願しますながら
生きながらえた父・安部晋太郎氏のような歴史観もバランス感覚もなく、名門政治一家の
跡取りとして生を受けた【お坊ちゃま】に過ぎないという印象を持ちました。
妻の昭恵さんも言っている、その期待に応えるため、自らが描く偉大な政治像を【演じていた】
側面もあったのでしょう、首相として7年8ケ月という歴代最長政権を成し遂げた。客観的に
見てそれに見合うレガシ-を遺したとはいえないが、首相退任後も影響力を保持しょうと
躍起になり、自らの政権を否定するような動きに公然と横槍を入れたのかもしれない。
その振る舞いは見苦しいものだと私は思ひますが、そうした途次。しかも重要な国政選挙の
最中にこのような形で命を奪われるとは、誰一人として想像していなかった凶行の動機や
背景に重大な意味が潜んでいるのか❔・・・首相の座を目前にしながら病に倒れた父
安部晋太郎氏と同じ67歳で世を去ったことに、奇妙な符号のようなものも感じる・・
人の衝撃的な死は、時にすべてを一色に塗りつぶしてしまいかねない力をもちます。
過去は美化され冷静な批評や批判を許さない風潮にも覆いつくされてしまう。それも危険な
事であり、今回の事件もそういう意味で安部氏の政治姿勢や政治手法がもたらした
【功罪】の【罪】はなんであったかかも、改めて見つめなおさなければならないと思います。
安部三代の著者・・ジャ-ナリスト青木理氏の言葉である・・・・
政治家の中のいかがわしい連中は、民主主義の挑戦と息巻きまくが、単なる私怨による
殺人である・・・安部政治の功罪をしっかり検証されるべきで、それを封印して国葬に
踏み切ることは国民の分断につながりかねない・・
国会で何ら議論もせず、国民に諮ることなく、首相独自の国葬への決断にはタダタダ
この国を覆う空気の不気味さを感じる・・・グロブ掲載者の意見である・・・
