年金制度改正の目玉【在職老齢年金のルール見直し】で繰り下げ受給のメリットが大幅増、働き次第で【年間10万円】の恩恵も、
5年に一度の年金改正で今回の目玉は、在職老齢年金の見直しだ、働きながら年金を受給する人、給料と年金の合計が一定額を
超えると年金カットされる仕組みだが、その基準が緩和され、それにより【何歳から年金を受け取るべきか】の答えも大きく変わる。
毎年送られる年金定期便にき60―65歳66ー75歳の間の1ケ月単位で自由に選べる・・何歳で受け取るかによって年金は大きく変わる。
別掲の表は、厚労省のモデル年金月額16万2483円をもとに受け取り始める年齢ごとの年金月額をまとめたものです。
どの時期にどのくらいの額を受給したいのかライフプランに合わせて、得する受け取り方を選ぶことが重要になる
今回の年金改正により、働きながら年金を受給する人【繰り下げ】【繰り上げ】の選択のボイントが変わってくる、働きながら
受け取る在職老齢年金には、一定額を超えると年金が一部支給停止されるルールであり、年金カットなら受給を遅らせようと考え
て繰り下げを選択しても、支給停止された年金の割り増しの対象にはならず、給料や年金が多い層には繰り下げのメリットは小さく、
今回の年金改正で在職老齢年金のルールが見直され支給カットになる基準額が引き上げられられる方向です。
繰り下げを選んだ時に割増しメリットをフルに受けられる層が増えることになります・・・・・
現在は【給料+年金】(報酬比例部分)の合計収入が50万円を超えると年金支給停止となり、この基準を50万円から62万円に引き上げる
ことが検討されている・例えば、月給44万円、年金月額10万円で月収が合計54万円のケースで、【5年繰り下げ】を選んだ70歳からの
年金額がルール変更の前後でどう変わるかを比較した・・・・・下記別掲図を参照・・・
繰り下げは受給開始1年遅らせるだけで年金が8.4%増になるので魅力的ですが、選択する人は厚生年金受給者の2.1%と非常に少なく、
今回のルール変更はこれまで支給停止の対象だった人には恩恵が大きく、繰り下げを選びやすくなるり,他に様々な制度変更があり、、
これからは収入や働き方、家族構成など自分に合った年金受給方法を選び【年金プランをつくる時代】です。・・・</span