![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5f/de3d897f0df05f8045cca02269f04554.jpg)
私が子供の頃の高齢者には、それなりの貫禄があった・・
無教養に見える人でも知恵があり、話を聞くと何かを学べた、だから高齢者は、
おおむね畏怖、尊敬の対象だった、年寄りに接する若い者は良くも悪くも何かを
教わったものだ‥それに比べて今の高齢者は余り尊敬されていないのではないか。
高齢者に関する話題と言えば、介護がどうの、孤独死がどうの、年金がどうの・・
重たい話ばかりであり、人類は大昔から長寿を望んできて・・・・
やっとそれが実現してと言うのに、どうして重たい話ばかりかしかできないのか❔❔
それには社会全体に【若き志向】が強すぎるのだろうか・・・
高齢者に向って【お若いですね】とお世辞は言うが【年相応ですね】とは言わない。
貝原益軒は【老後の一日千金にあたるべし】と言った・・
高齢の一日はそれぞれ貴重なもので、長生きが出来るようになり、また豊かになり、
私たちは日々をムダ遣いするようになったのではないか・・・
どんな日の送り方をしょうと、自分の人生なのだから、とやかく言われる筋合いはないが、
だが、自身で考える必要はあると思う。いくつになっても若い時と少しも変わらないのは、
自慢できることではないが、見た目はどうであれ、60歳を過ぎたら・・・
当事者たるもの、少しは老いの自覚をしてみたいものだ・・・・