安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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トランポノミクス。。。トランプ政権のインサイドストーリー紹介

2020-03-06 23:36:59 | 政治
トランポノミクスという本があります。最近邦訳版が発刊されました
拙い英語力ながらボチボチ読んでいた私としては、翻訳本はありがたくもあり
原書がもったいなかったと言う気持ちあり、複雑ですが
ともあれ、保守の方はこの本を一度精読されることをお勧めします
原書 TRUMPONOMICS Inside the America First Plan to Revive Our Economy
トランポノミクス アメリカ経済復活のためのアメリカ・ファースト・プランの内幕

翻訳本 トランポノミクス アメリカ復活の戦いは続く


今回は原書を翻訳しながら、日本経済復活へのヒントを考えてみましょう
今とある日本の保守系の論客の方が「緊縮財政をやめて財政拡大すべし」ということを主張しています
しかし、財政拡大を盛んに行いながらも経済を十分復活させられなかったオバマノミクスの失敗の原因
それをきちんと検証しておく必要があるのではないでしょうか?
そのヒントとなるものが、トランポノミクスの中に散りばめられています

原書より、第三章「オバマノミクスと成長成長への攻撃」から一部抜粋

PUNISHING WORK AND REWARDING WELFARE
働くことを罰し、生活保護を称賛する

One reason for the anemic recovery was that Obama failed to get Americans quickly off welfare and into work.It's very simple ; you can't improve your economic lot in life if you are on the government dole and not earning a paycheck and building useful skill.
オバマが貧血状態の経済の再生に成功しなかったひとつの理由は、アメリカ人にすぐさま生活保護を脱して働かせることに失敗したからだ。それはとても単純なことで;もしあなたが政府(からの援助を当てにする)人形となり、働いて報酬を得ず、役に立つ技術を身につけなければ、あなたの人生の経済基盤を改善することはできないだろう。

この言葉はとても深いな、と感じました。今の日本にとってもね
この著者、スティーブ・ムーアさんとアーサー・ラッファーさんが言いたいのは
政府が財政出動を行っても、人々の労働意欲を喚起し、生活扶助に頼らない国民を多数輩出しなければ
国の経済は本当の意味で良くはならない。。。ということなんです

それは原因と結果の法則であって
勤勉な国民が大勢いる国が繁栄し、怠惰な国民が大勢いる国が衰退する
とてもシンプルです
私は保守の論客の方に、この点についてよくお考えいただきたいと思っています
財政出動は良い。。。しかし、「増やした財政をどう使うか?」については、知恵が必要です

そして、何よりも大事なこと
それは「働く人が馬鹿を見ない」ことです
働くと損をする社会を作らないこと。。。財政出動の一番のキモはここだと
私はそう思います
コメント
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