まず最初に、ロシア・ウクライナ紛争について
これは、私の見解が基本的に正しかったことが明らかになったから言うわけではないのですが
「ロシアによる現状変更を認めない」とか言いながら、ウクライナを応援しつつ
「ロシアは戦争で惨敗する」とか、「ロシア経済は破綻する」とか、そういう言論がネットでもまかり通っていました
ウクライナ和平交渉においてトランプ大統領が非難される背景には、そういう「ロシア嫌い、ウクライナ応援団」
による「負けた悔しさ」がにじみ出ているようにも見えます
正直、見識がなかったんだと思いますよ、本当にウクライナが勝つと思っていた人たちはね
それで、最初からアメリカが応援してたから、彼らはウクライナが勝つと思っていたのに
だんだん旗色が悪くなって、そのうちウクライナのことについて、言わなくなりました。。。
彼らも現実に気がついたんでしょうけれどもね
当時のアメリカは、いやバイデン政権は、正直、戦略を間違えました
本来なら、アメリカの覇権に挑戦するべくライバルとなる国は中国であってロシアではありません
アメリカは中国と形的に敵対しながらもロシアを敵視し、包囲し、結果的に中露を接近させました
しかもサウジアラビアを怒らせ、中露に接近させたことで、BRICSに大きな求心力をつくることになりました
バイデン政権下では、アメリカは急速に力を失い、覇権国から転落寸前にまで行きました
その原因は、やはりバイデン政権の見識のなさ、だったでしょう
根本的なことから考えると、いかにロシアがオレシュニク(極超音速中距離弾道ミサイル)のような
高度な軍事技術を開発しているとはいえ、そのベースになるハイテク技術においては、アメリカに大きく後れをとっています
しかも、経済成長をしているとはいえ、いまだロシアの経済力はアメリカに遠く及びません
ですから、本当は中露を接近させることがアメリカにとっての最悪の悪手であることは、トランプ政権が一番よく理解しています
中国はロシアに半導体などのハイテク技術を供与し、ロシアは中国に高度な軍事技術を供与する
この二国の協力関係が、経済的にも軍事的にも世界に脅威をもたらすことは明らかでしょう
だからこそ、バイデン政権の尻拭いを、いまトランプ大統領がやっているわけです
見識のなさは他にもあります
トランプ政権の言う「コモンセンス(常識)の革命」は、なにもアメリカの教育や
DEI政策(要するに女性や人種、性的マイノリティーに対する行き過ぎた保護政策)だけではありません
以下の動画をご覧いただければ、「小さな政府」というものが、実は「常識的な政治」であることが分かると思います
一部の保守を自称する人々は、「大きな政府」を常識にするべく言論を展開していますが
実は大きな政府によって、ドンドン紙幣を刷って政府を大きくすればするほど、政府権力というものは肥大化していきます
今話題のUSAIDも、元々は違う意図でケネディー大統領の時代につくられたようですが
やはり「大きな権力は腐敗をつくる」ということを肝に銘じておかないといけないと思います
「大きな政府」は、人をコモンセンス(常識)から遠ざけ、いびつな管理社会、監視社会を作る
これはアメリカのポリティカル・コレクトネスの弊害を見てもお判りでしょう
人間社会においては「政府は金を刷り放題」なんてことを常識にしてはいけないのです
私は、第二のトランプ政権が「今」立ち上がったことに意味があるように、最近思えてきました
もし2020年にトランプ氏が大統領選で勝っていたならば
もしかすると今のような「トランプ革命」は起きなかったのではないでしょうか?
何事にも時期がある。。。日本の政治が混迷し、国民が貧困にあえいでいるからこそ
これから先、トランプのような改革者を望む声が増えてくるのだと思います
そのために。。。次の参院選挙も、絶対に政府与党に勝たしてはならないと思います
参院議員は政局に関係ありません、自民党・公明党には、大敗して大いに反省していただければと思います
それではまた