目下、淡々とモネさんの日常を綴る感じの『おかえりモネ』。
高卒社会人1年目だなぁ、と微笑ましく見ていたりします。
(同じ年齢頃の小生は、某予備校で受験勉強まっしぐらな時代)
朝ドラ歴の長い小生の配偶者によれば、描写の密度が段違いに高いらしく。
結構地味なエピソードが続くにもかかわらず、失速感が全然ないのだそうな。
まあ、親と別れて泣き叫びながら厳冬の氷が浮かぶような川を筏で下るとか、私があんたを捨てるんだ!と啖呵を切って奉公に出ていくとか、そういった類の強烈なエピソードには欠けるわけですが(震災の描写もきついと言えばきついですが、震度7で揺れるシーンとか津波来襲とかが直接描かれるわけではなく、古いデジタル時計(液晶やLEDではなく、パタパタと時・分がフィリップする)で時間が示されるだけ。翌朝、炎上する気仙沼湾は衝撃と言えば衝撃ですが、それよりは避難所でモネさんが同級生たちと再会した時のそれぞれの表情がなんとも言えなかった)
気象予報士に合格して地元に帰るところまでは予告されているわけですが、どんな物語になるやら目が離せずにいます。