「飽和水蒸気量でマウント取るやつカッコ悪い」は、小生の見る限りでここ20〜30年くらいの中高生の風潮ですね。
もうちょっと前の世代の、やーいガリ勉♪、に通じるものがありますが、成績中位層くらいが以前の世代より更に反知性的になっている感があります。
まあ、モネちゃん飽和水蒸気もさることながら、今日(18日)の回で放映されたように熱伝導について感覚的に理解していない、というのは気象予報士を目指すかどうかに関わりなくマズいと思うのですがねぇ。
(何も方程式を使って熱力学を論じろというわけではないですが・・・・・・菅波先生が頭を掻きむしりたくなる気持ちがよくわかる)
・・・・・・この辺をサヤカさんに菅波先生との間を揶揄われるネタになったのはご愛嬌。もちろん、資格試験とは関わりなく普通に生活していくなら、サヤカさんレベルの理解で必要十分です。
ただ、知識不足を自覚していて、アドバイスや指導を素直に受け入れるところは伸び代十分な描写だろうと思います。伸びない子はアドバイスを端から受け入れなかったり、独断と偏見による手前勝手な解釈で進めたりしますから。
永浦家の両親は共に大卒(お母さんは元小学校の先生なら宮城教育大の可能性大、お父さんも大卒の模様・・・・・・東北大の経済かも)らしいこと、妹のみーちゃんが「(水産高校の定期考査が)簡単すぎてつまらない」などと漏らしていたりすることなどからすると、モネちゃん本人も設定上の素質は十分にあると思われます。単に中学理科・高校地学を本気で勉強していなかっただけで。
なお、結構その辺、授業で教わった用語と日常生活が結びついていない大人は多かったりします。
・・・・・・小生(修士(文学))が理系的に適当なことを発言すると、微分方程式で殴ってくる小生の父親(農学博士)を何とかしてくれ・・・・・・