帰り道、偶然見つけた河津桜です。
街路樹の中に、ポツンと一本だけあったので、
ともすると見落としてしまいそうなのに、
『素通りはないですぜっ!咲いてまっせ。春でっせ。』
と、呼び止められたような気がしなくもなく。(笑)
このピンク色が笑顔にしてくれました。
冒険心
2010-01-13 | 写真
闇雲行動記より。
こんなものを見つけました。
ツリーハウスです。
ハウスと呼ぶには簡素ですが、
これでも立派なもんです。
上ってみようかなと思って近づくと、
かなり以前に作られたのか、木がかなり老朽化しており、
身の危険を感じたので遠慮しておきました。
夏のイメージが強いツリーハウスですが、
眺めているだけで、なんだか子供の頃の夏の冒険心を呼び起こされたような感覚になりました。
冷たい風が吹く中、心(頭)の中だけは温かかったです。
かなり眩しく光を放っている、元日の夕日。
今日はもう今年で、
昨日は昨年なんだなぁなんて、
海みながら思ってました。
迫りくる変化を受けて立つ力を、夕日からも分けてもらおう。
幸せになりたいと思う気持ちを無くさない限り、
近づけるはずだから。
山のあなた
カール・ブッセ
上田 敏訳/『海潮音』より
山のあなたの空遠く
「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸」住むと人のいふ。
参考HP
この写真を眺めていたら、この詩が浮かんだ。
判り辛いが、
遠くの雲の下に接するように見えている山には、雪が積もっていた。
なす術もなく、自然に抱かれ、時間を過ごす。
なんと非力なんだろう。
なんと愚かなんだろう。
そんな私を知ってか知らずか、
自然は唯そこにあった。
救うでもなく、見放すでもなく。