Keep Holding U SunMin(ソンミン) Thanx 久保田利伸
秋の夜長。
美しいが故にせつない、そんな旋律が心に沁みます。
初めて二人のパフォーマンスを聴いた時、歌がうますぎてゾクゾクッとしたのを思い出しました。久保田さん一人でももちろんイカシテいて、ソンミンだけでもうまいなぁと思うけど、なんていうんだろ・・・やっぱりバランスなんやろうなぁ。
集合住宅に暮らすものの宿命、生活音。
ここ数ヶ月、上階からの生活音にずーっとストレスを感じながら生活している。
あれこれネットの記事を読み漁ってみたけれど、根本、音の感じ方は人それぞれであるというところで、解決の道を断たれた感じがしているので、どうにも動きようがない現状だ。
大きな音がするたびに心臓がバクつき、デリカシーのない、かかとからドシドシ歩く重量音に鬱々となる。・・・・・・う~ん、辛い。 一日中音がしている訳ではないのだが、私にとっては時間の長い短いは関係ない。
当初は、音を出される(ノイローゼ気味なので、被害者意識が拡大)と、たとえばドア・引き戸の開閉、水道音、足音がひどいと、こちらも同じようにやり返していたが、冷静になったとき、自分が醜くて嫌になったので、今はしなくなった。
むしろ、こちらが出している音が大きいから、相手も同じようにしているのか?と考え直し、以前にも増して人為的な音には気を使っている。戸当たり部分にはフェルトの消音材を施した。戸の開け閉めもソーッとしている。カーテンだって、ソーッと開け閉めしている。それでも、たまには失敗して音がすることもあるし、床に物だって落っことすこともある。その時は、『しまったっ。』と思ってしょげる。一度夜中にトイレに行ったら、上階からものすごい大きな音を出されたことがあって以来、夜トイレに行くのもためらわれ、怖くなった。気持ち悪いけど、夜トイレに行ったら、水を流さないようにしようと思いはじめている。音でやり返される恐怖があるから。
下の階の音は、頭の上から圧し掛かってくる上階からの音より小さいだろうと思うのだが。出来うる限りの配慮をしているつもりなのだが・・・つもりではだめなのだろうか・・・。
聞こえてくる音に過敏な自分をなんとかすることも考えてみた。
イヤホンで音楽を聴くようになったし、耳栓も買ってみた。
しかし、四六時中何かを耳に入れているのも疲れるし、『なんで私、こんなことしてるんだろう・・・。』と思うと情けな~い気分にもなる。
カウンセリングだって受けてきた。だけど、ご飯も食べられるし、夜も眠れるということは病気ではないらしい。ストレスの原因はわかっているのに、どうしようもできないなんて、なんだかなぁ。
昨年落っこちた試験に向けて、今は受験生。どうしても家にいる時間が多くなる。その分音に敏感になるのも仕方ないと、カウンセラーだって言ってた。解決策は外に働きに出るとか・・・と言われたけれど、今は頑張って勉強しないと。(集中力が足りてないけど)
気分転換の散歩から機嫌良く帰ってきても、音がすればたちまち元のウツな気分に逆戻り・・・。
読み漁った記事の中に、近所付き合いをしてお互い気心が知れれば、音に対する反応も変わってくると書かれてあったが、今では、もうそんな気になれない。(でも、会ったら挨拶だけはちゃんとしようと思ってる。)
“生活音はお互いさま”
と、気持ちよく思い続けていられるようにするにはどうしたらいいんだろう・・・。
“自分がされて嫌なことは、人にはしない”
という、志を保つための考え方の転換方法ってどうしたらいいんやろ。
数年という短い期間の借り物住まいなので、いつかは離れられるのだが、いつになるかわからないその日を待つ、日々の暮らしの“今”が非常にしんどい。
今も、上から重量音がした。心臓がドキドキして辛いよぉ・・・。