100年の謎はなぜ解けたのか~天才数学者 失踪の謎~
たぶん本放送からは幾日も経っているのだろうが、DVDに録画していたものを先日観た。 ロシアの天才数学者が、多くの数学者が100年かかっても誰も解くことの出来なかったポアンカレ予想なるものの証明に成功したというお話し。
といっても、私自身、数学が好きなわけではない。むしろ、学生時代はいっつも赤点だったし・・・。この番組を観たかったのは、2時間ドラマのタイトルのような(この手のドラマは観ないけど)ちょっと意味深な感じにそそられたから。それにあまりにも自分に関係ない世界なだけに、興味が湧いた。
どんなに硬い内容だろうと思って観始めたが、NHKの上田早苗アナウンサー、俳優の小倉久寛さんの柔らかい語り口と、要所でCGやアニメーションを取り入れてくれ、文系の頭にも視覚に訴えるように構成されており、興味深く最後まで観ることができた。
一番面白く感じたのは、多次元というものの考え方を、ジェットコースターにたとえて解説してくれたところだった。3次元の世界で、上を下へと動き回っているコースターは、当たり前だが途中でコースがぶつかり合ったりすることはない。しかし、地面に映し出された影をみると、そこは2次元の世界であり、コースがぶつかり、重なりあっている。
説明が下手で申し訳ないが、なにせ、番組では一目瞭然でわかりやすかった。何かに行き詰ったとき視点を変えることの大切さを、大嫌いな数学の世界から教わった。
数年前から乳がん撲滅のピンクリボンキャンペーンが大きく取り上げられるようになってきました。
数ヶ月前から、右側だけが触れると痛みを感じるのでお医者さんに診てもらおうと、乳腺専門のクリニックを受診してきました。
かなり人気のあるクリニックらしく、電話を入れた日から10日以上先でないと予約がいっぱいと言われ、数日待って、やっと昨日検査を受けました。
前回検査を受けたのは2年前。その時初めてマンモグラフィー検査、エコー検査を受けました。その時は、乳腺症が指摘されましたが、心配ないとのことでした。
そして、今回。
検査を終え、再び先生の前に行くと、「写真を見てください。」と言われ、大きな天眼鏡を渡されました。(心の中では、コレなくてもまだ見えるんだけど・・・と思いながら。笑)写真を見ると、なにやら左の胸にゴミのように白く写っているものがありました。
「これは石灰化している状態です。」と言われました。
これが大きくなるようだったら悪いものかもしれないので、半年後にまた検査に来てくださいとのこと。
今日は、右胸が痛いから受診したのに、それより左胸に怪しいものが写っていることが発覚とは、なんだか不思議な感じです。自分のことなんだけど、自分のことじゃないようなそんな感じでした。
天眼鏡を持ったまま、写真をじっとみていると、センセが「だけど、普通どおりに生活してていいんだから、気にし過ぎないようにね。」と優しくちゃんと目を見て言ってくれて、その一言がどれだけ救いになったことか。
診察室を後にするまでに、先生や看護士さんが、転勤族である私の生活形態を気遣ってくれる会話を投げかけてくれました。笑いも出てきました。
ここを受診してよかった・・・そう思いました。
帰り道を運転しながら、なんだかまわりの景色が違って見えてこれまた不思議な感覚がしました。何を思うでもなく目にしている景色もあたりまえではなくなっていたというのでしょうか。
もともとネガティブ思考の私。
昨日は休日出勤の代休を取っていた連れ合いが家にいてくれたお陰で聞き役も居てくれ、考え込まずに済んだのですが、その反動からか、今日は一日何をする気にもなれませんでした。
今は、恐怖心と言うよりも、病気する年齢になったのかということへの落ち込みと、今から病気になるようでは先が思いやられるなぁということへの不安。
30代後半、子供なし。やっと子供を授かることに前向きになってきた子供同士がくっついたような夫婦。専業主婦という肩書きが肩身の狭いこのご時勢。何も考えていないわけではないけれど、転勤し、所在が定まらないなりに何ができるのか。
酔生夢死に終わらぬように、今の私で何ができるのだろうと考えています。
話しが横道に逸れましたが、なるべく気にしないように、ストレス感じないように(ムツカシイケレド)過ごさなくっちゃ。
そういえば、明日はハロウィンですね。賑やかなんだろうなぁ。
子供がお菓子をもらうなんて、うちの地元でいう提灯行列みたいで楽しそう。
漢字検定2級の受験に行ってまいりました。
高校生レベルの内容になっているので、歳から言えば簡単に読み書きできなければならないのですが、なかなかどうして。
現役でまともに勉強していなかったので、筆順は違って覚えているは、あるべき横線がないままずっと思い込んでいたものやら、四字熟語なんかさっぱり解らず、一からの勉強でした。
勉強を始めたのが今年の6月。
漢字の意味を理解し、ひとつひとつの熟語の意味を漢和辞書・国語辞典・電子辞書を使って調べ、イマジネーションを働かせながらじっくり勉強しました。
それから、出来る限り毎日、少しずつ繰り返し練習問題にあたりました。土日はさぼったりもしましたけど。
言い訳がましい説明はこのくらいで、今日の試験の出来栄えですが・・・200満点で185点くらいは取れているはず。いや、もう少し低いかも・・・。
恥を承知で、どうしても思い浮かばなかった漢字をご披露します。
・コクウをつかんで倒れた。 私のおバカ回答:弧空→正解:虚空
・病気はショウコウを保っている。 おバカ回答:症候→正解:小康
ショウコウの候なんて、天候って熟語にも使うくらいだから、様子を探るって意味でこれだっ!なんて、やっとの思いで絞り出したのに、大間違いでした。
回答があまりにも明後日向いているから、もっと減点されたりして(苦笑)。
会場に来ていた人たちは、学生さんが多かったように思いました。
というか、時間ギリギリまでテキストばっかり見ていたので、正直まわりの様子はハッキリと覚えていません・・・。
受験票に解答用紙、鉛筆に消しゴムと、久々の緊張した空気が新鮮でした。
結果は12月初旬頃になるのかな。
合格したら、次は準1級に挑戦してみようと思っております。