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福 風

心にとまった物や想いを集めて。穏やかな風が吹きますように。

あわや正面衝突

2008-07-24 | 今日の嬉しかったこと


買い物へ向かう、夕方の西日の中。

日傘を思いっきり正面に傾け、自分の足元から前方1メートルくらいしか見えていない状態で、西日を遮るようにしてスーパーへ向かっていた。あまり人通りのない道とはいえ、さすがに前方確認しながら歩かないと危ないなと思い、立ち止まって、日傘をもちあげた。

すると、3メートルくらい前方に、四輪のカートを押しながら歩いていたおばあさんが、びっくりしたような顔をして立ち止まっていた。

「あー、よかった。正面衝突するかと思った。」

と、笑顔で言葉をくれた。
私も、傘をあげた拍子におばあさんがいたので驚いたが、「すみません。西日がキツイもんで。もうちょっとでぶつかってしまうところでしたね。」と詫びると、おばあさん、

「ホントに。暑いから大変やねぇ。」

と返してくれた。

あのおばあさんと同じ年になった時、
私もあんな笑顔でいられるようにありたいもんです。







あなたならどうする?

2008-07-24 | 暮らし向き



土用の丑の日。うなぎの日。
近所のスーパーでは、店先で手焼きされたうなぎがズラッと並ぶ。

同じ産地なのにお値段が100円ほど違ううなぎが二種類並んでいる。
違いを聞くと、お安いほうが少し小さいんだそう。
見た目、そんなに大きさが違うように思えなかったのだけれど、安いほうでいいやと購入。

さて。
帰ってからレシートを見ると、アレ?これって、大きいほうの値段じゃない?
しかし、手元には小さいほうのうなぎ。
さぁ、あなたならどうする?

2枚買ったので、200円ほど損したことになるが、
この暑い最中一日中うなぎを売っていたら大変だろうな・・・、
またスーパーまで行くのも暑いし・・・。
ということで、200円はポイントカードの肥やしにすることにした。

季節はすっかり夏本番。
ブログを読んで下さった方へ。

暑中お見舞い申し上げます。








通じ合うもの

2008-07-24 | 音楽




ここのところ、以前紹介した福耳をテレビでよくみかける。
そして、観る度、聴く度に思うのが、
“音楽”を通じて、瞬時に繋がりあうことの素晴らしさ。

同じ事務所同士で気心が知れている仲間ということもあるだろうけれど、それをも越えた、目には見えない一体感が、曲が始まるとともに生まれているように感じられ、何度観ても聴いても、『この空気感、たまらんなぁ、ええなぁ。』と思う。

ツインボーカルの大橋さんと、秦さんが、メインとなり、コーラスとなり、その時々の掛け合いのバランスが絶妙。出すぎず、引っ込みすぎず、それでいてお互いのいい所が前に出ている。そこに、ザッツ元さんの声音が乗っかる。

スタイルは違えど、音楽という表現ツールを持ち合わせた人たちが集えば、瞬時に同じ時間を共有することができる。本当に素晴らしいなぁと思う。

下手のなんとかで、いままでいくつかの楽器に手を出してきたものの、どれも大成せず飽きてしまっている私。最近になって、ひとつのことをコツコツと続けることの大切さを何かにつけ実感する。音楽だけに限らず、内なるものを表現する術を、なんとか見つけ出していきたいと思う。
そして、初めて会う人とでも、『通じ合うもの』があれば瞬時に語り合える、そんな時間を空間を体感したいと切に思う。



がんばってます!馬路村

2008-07-22 | 外出



特産品のゆずを使った商品を次々と開発し、地域の力を結集してがんばっている高知県の馬路村。

高知市内から太平洋と平行して東へ走ること1時間あまり。
安芸市を過ぎ、そこから今度は山の中へと入ってくると、だんだんと道が狭くなってきました。民家も途切れ、こんなところにあるんだろうか・・・と不安になりつつ道を行くと、視界が開け、集落が現れました。

ゆずを使った特産品の数々が生み出されている工場が見学できるとのことだったので、のぞいてみることにしました。
この村に、こんな立派な建物が!(こんな言い方でごめんなさい、馬路村さん)というような、モダンな工場が迎えてくれました。

残念ながら、工場のラインはお休みだったのですが、見学コースから工場の様子をみることができました。ここから、馬路村ブランドが次々と生まれてくるんですね。



通路にはこんな案内も。なんとも温かいですね。



そして、見学を終えると、受付の方からこんなおもてなしがありました。



高知の特産品店などでは、必ずといっていいくらい販売されているドリンクです。
ゆずの香りがさわやかで、乾いた喉を潤してくれました。

こんな小さな山奥の村から発せられている底力を垣間見れ、その凄さを実感しました。行き当たりばったり日帰りドライブだったので、ゆっくり散策もできなかったのですが、近くに温泉もあるそうなので、肌寒くなるころ、また遊びに行ってみたいなと思います。

先日掲載した『生きている画』も、この工場内ロビーを撮影したものです。