福 風

心にとまった物や想いを集めて。穏やかな風が吹きますように。

メモ ~依存について~

2014-06-26 | 暮らし向き




テレビを観たのでメモ代わりに。

国立精神・神経医療研究センター 精神科医 松本俊彦さんより

≪依存に共通すること≫
つらい時問題から一瞬目を背けることができる。
依存症的行動に自分が振り回されてコントロールされて意志ではどうにもできない。

≪コントロールを失う人の特徴≫
依存するもの(対象)が少ない。
友達がいて家族がいて彼氏もいて日々の憂さをはらすために少しお酒を飲んだり、
あんまり依存になりにくいんです。
でも、信頼できる人、心を開ける人、安心して頼れる人がいなくて、いつも自分一人で踏ん張らなきゃいけない、唯一心を許せるのがお酒を飲んだり、あるいは夜中にこっそりリストカットしたりドカ食いしたりする。
依存先が少ない人ほど深刻な依存症になってコントロールを失いやすい気がします。

≪20代の躁うつ女性からの投稿≫
摂食障害、ギャンブル依存などがありましたが、今は買い物依存に苦しんでいます。
何かしらに依存することで心の孤独感を埋めようとしてきました。今は大切にい思ってくれるパートナーがいて少しずつですがやめられています。
どんな薬や情報より、誰かに認められることで私は変わってきているんだと思います。
あたたかい気持ちが特効薬です。

≪松本先生より≫
 やめられない、止まらないいろんな癖を人間みんな持っています。
できれば冷静に考えてみてもらって、身の回りの人間関係の中で、

「居心地の悪い人間関係はないか」

・誰かからいつもダメ出しされる、否定されるような人間関係
・いつも誰かに支配されて命令される人間関係
・伝えたいことが言えない本当のことが言えない人間関係

可能な範囲で、少しそういう人間関係から距離を持つことができたらすごくいいなと思っています。
ただ案外こういう人に限って生きていく上でとても必要な人だったりするから、簡単に距離が置けない場合もあるかもしれません。
そうしたら、そうした関係性を持っている相手の悪口や不満、愚痴を安心して言える人を作ったほうがいいと思うんですね。

頭にきたこと、むかついたこと、むかつくのは全然悪いことじゃないですよ。
それで相手に殴ったり怒鳴ったりするとちょっと問題があったりするけれども、今自分はすごくむかつきましたとか、腹が立っているんです、侮辱された感じがしています、こういう風に言えることが回復の第一歩ですね。
是非、自分の中でさっき言ったような人間関係がないかどうか点検してほしいなと思います。



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この世界だけど別の世界

2014-06-23 | 暮らし向き



Twitterをしています。


最初は本音をつぶやくことに躊躇していたのですが、
近頃は、PCを立ち上げることもなく、スマホでネット検索から辞書、
あらゆることを済ませてしまっています。

しかし、こうして、ブログの記事を書くには、
PCを使ったキーボードが俄然楽で早いので、数日ぶりに立ち上げてみました。

前回の記事で、自分の病気について書いた訳ですが、
まだまだ自己受容が不十分なため、
誰も読んでいないにしても、
どこまで書いていいのか不安でもあります。

先日、Twitterで繋がったある方から、
双極性障害以外の他の精神疾患があるのではと指摘を受けました。
それは統合失調症です。
昔で言うところの、精神分裂病です。

その方には、同病ということもあり、
自分の状態について、文字として素直に話せていました。
被害妄想があることを、気が付いてくれました。
そして、主治医にありのままを話したほうがいいよとアドバイスをもらいました。

次回受診の時に話してみようと思っています。

こうして、次々と気になることが出てきた訳ですが、
今、そんな自分と向き合っています。
とてもしんどい作業ですが、
ありのままを受け入れるところからでしか改善されない。
それは、人生のどんな場面でも当てはまることだとは思います。
なのですが、なかなか受け入れられない、葛藤の時間を過ごしています。

これらの精神疾患は、体の病気と異なり、
患者は病名を明かすことを、
周囲は病名を聞いてどう対応したらいいかわからないものとして、
やっかいなもののようです。

人の支援をする側として、生きづらさを抱えている人に添えるような、
そんなことができたらと思って、ここ数年いたわけですが、
支援される側になろうとは。

でも。
強がりですが、自分が支援される側になるということは、
人ができない経験をすることでもあり、
活かすことができれば、
上辺ではない寄り添いができるかもしれない、
そんなことを思ったりもします。

今は、主治医とともに、
状態を立て直すために服薬しながら、
試行錯誤をしているところです。

3か月の休職も、残すところあと1か月を切りました。
今も、一日のうちで感情の浮き沈みが大きく、
大泣きして涙が止まらないことがあります。
復職への焦りが出ています。
休息するための休みなのに、
焦っていては休息にならないのですが、仕方のないことだと思います。

今の現実の世界の私はこんな感じです。

別の世界。SNSの世界。
いろんな人の考え方に触れることができるツール。
同病の方、関係団体など、ひとつ繋がれば芋づる式に情報が付いてきます。
病気による症状がある方の、少し重たい本音に触れると、
自分の状態も不安定になることもあります。
人様の状態の上下を俯瞰してみることができる点で、
別の世界は、今となっては無くてはならないものとなっています。

しかし、Twitterでのわたし、というキャラクターに縛られているところがあり、
ここまであからさまには病気のことを話せていません。
話したくないのだから、する必要はないのかもしれません。
だけど、心の中にたまった澱を、
自由に洗い流すことができるところが必要でした。
だから、ここに書いています。

この先、自分がどんな状態になるのか、
どんな生活をするようになるのか、
失うものへの恐怖。
いろんなことが頭をよぎります。







 

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近況

2014-06-19 | 暮らし向き



梅雨に入っていますが、松山では晴れの日が多めで何日も降り続くような雨の日があまりありません。
好きではありませんが、この雨があるから育つ命もあると思われ、
昔と変わらず雨が降るときには雨が、照る日にはお日様がある気候であり続けるように祈るこの頃。

さて。

近況でも書いてみようと思います。
最近、スマホでTwitterばかり利用して、思っていることを小出しにしているので、
それはそれで精神衛生上とてもありがたいことです。
しかし、こうして全体をみながら、文字数の制限を気にせず文章を書くこともたまには必要かなと思いました。

4月下旬より、病気休暇をいただいております。
3か月の予定です。
病名では『双極性障害2型』と診断を受けました。
正月早々、父が脳梗塞を発症し入院をしたこと、
仕事で補助金をいただいているプロジェクトに関わっていたのですが、
同じチーム(と呼びたかった)からは疎外され、
居場所をなくしていました。

地域包括支援センターで嘱託の社会福祉士として勤務していました。
市役所の中に併設していることもあり、正規職員の中で、
責任を取れない立場の嘱託として、仕事をすることに重圧をはがゆさを感じていました。

物事を推進めようとする時、
誰にどのタイミングでどんな手順で展開していくかを、シュミレーションしておく必要があったのですが、
今回のプロジェクトではそんな段取りを全くできていませんでした。
学びになったことは事実です。
ただ、悔しい。
職員の考え方を反映するやり方が採用され、思い描いていた方向と全く違った方向に展開されていきました。
ものを言える立場の人間の強い発言に誰も異議を唱える者もなく進んでいく。

途中で勝手にどうぞ、と思ってしまったんですね。

大人げないとは思いますがそう思ったんです。
チームとしてひとつのものを作り上げていく、そんな士気が全く感じられないプロジェクトになりました。
突貫工事でうすっぺらい仕上がり。

私生活では、年下の同業者の男の子と友達以上恋人未満の付き合いをしていたのですが、
ちょっとしたすれ違い(と私は思っているのですが)から、
相手に「もういいかな」と思ったと手紙に書いたものを渡され、
当たり前にいた人との関わりが切れたこと。
たいしたことないと思っていたのですが、精神的に大打撃を受けていたようで、
仕事帰りの車の中で号泣する日が続きました。

通っていた心療内科の主治医より、

「心も体もブレーキがかかっている状態なので休職しましょう」

と言われ、現在に至っています。

休職が終了するまであと1か月あまり。
そろそろ進退を考え始めなければいけませんが、
迷いと焦りの中にいます。

これからの人生。
何を軸に生きていくか。

これまでの人生の中にも何度も選択する機会はありましたが、
今回の選択は病気がありながらという初めてのこと。
正常な思考で選択をする自信がありません。

 

 





 

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