映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
夜中にテレビで放送されていたのを録画していた。
タイトルからしてあんまりおもしろくないかもしれないなぁと思っていた。
ところが。
主人公の倍近くの年だが、ニートを経て就職した彼のキャリアのなさからくる劣等感には共感した。
彼がそこから頑張れたのは、やっぱりありのままを受け入れ、自分と戦ったからだろう。
キャリアがないのに働かせてもらっている。
目を背けたくが事実だ。
介護保険に関する資料の閲覧同意書の書き方を教わっていた時、
申請者の名前は、空けておいたらいい。
もしかしたら、あなたいなくなってるかもしれないじゃないと、
さらっと言われた言葉。
何を言われても仕方ない。キャリアも実力もないのだから。
あるのは自分のような寂しさを持つ人のそばで見守る人になりたい、
それだけだ。
ちゃんとみているよって、それを感じてほしい。ひとりにならない居場所を作りたい。
日々自分の弱さとの戦いだ。
わかってる。
コミュニケーション能力が足りないってことは。
できないことに落ち込むだけじゃなくて、
できそうなことを自信に変えていけるようにしようと思う。
人の後を追っかけて真似できそうもないことを目標にするのはやめた。
変わらなきゃと思う気持ちを絶やさずに、
そして自分のような人にならずに済むように、
目の前にいるひとりの一助になれるように、
笑われてもばかにされても私のやり方でやるしかない。
人のせいじゃない。
やるのは自分。やらないのも自分。
まず、これからメールをひとつ出します。
動きだすために。