福 風

心にとまった物や想いを集めて。穏やかな風が吹きますように。

一ヶ月

2010-10-30 | 暮らし向き
派遣という立場で働き始めて、いろんな葛藤に悩みながらも一ヶ月が経ちました。

今も、きっとこれからも葛藤から逃れることなんてなくて、
ずっと続いていくでしょうし、次々と新たな葛藤が生まれると思います。

仕事を初めてから、ひとつ身につけたことは、
仕事場を出てから翌日出勤するまでの間、
仕事のことをスッパリを忘れて、考えない!
極力実践しました。
そうすることでしか、日々を繋げられなかった気がします。
あとは、食い気です。(苦笑)

働き始めてから太りました。
仕事帰りに、バカみたいに甘いものを大量に買い込んではいっぺんに食べる。
そんなことでストレスを発散しています。
さすがに、目方が増えた自分を戒めなければと思っています。
この一週間くらいで気温がグッと下がり、
体も冬籠りできるように、脂肪を蓄えやすくなっているようです。(苦笑)

働き始めて、いろんな方との関わりの中で、
人には得意不得意があり、補い合うことでやっていける。
そんなことを実感しています。

自分の中にないものを、努力によって補おうとすることもできると思います。
それはとても素晴らしいことだと思います。
それとは別に、努力や労少なくして、得意としている方がいれば、
思い切って頼ってしまう。お願いしてしまう。
それも有りなのかなと、そんなことを思うようになりました。

私が得意なことを活かし、活かしていただけるような関係を、
今与えられた環境の中で築いていけたらと思います。
まだまだ変化の途中です。








3日目

2010-10-05 | 暮らし向き


逃げ出したい。

これが正直な気持ちです。


20名弱の利用者さんと、対応する職員の方々。
ほとんど引きこもり主婦として過ごしていた私にとって、
一度にこれだけの人たちと介して仕事をするのは、
とってもしんどいです。

ひとりひとりの反応に一喜一憂している気持ちは置いておいて、
つぎに切り替えないといけない。

慣れしかない。
のは、頭では理解していても、
慣れるまで続けられるのか。
なにくそっ!っと気合を入れるだけの力が湧いてきません。

メンタルの啓発本を買い込み、夜になれば、また昼休みにも読んでいます。
その時は気持ちが軽くなるのですが、
現場というのは生もので、思い通りにはいかない。
聞くことが仕事の今ですが…
書いていたら限がなくなるのでやめます。

先日買った本のひとつをご紹介して、
今日はおしまいにします。

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」   名越康文(なこし・やすふみ)

メディアにも登場されている方なのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
ネガティブという言葉を聞いて食指が動く方には一助になる書籍かもしれません。




アニー・ホール

2010-10-02 | 映画


全編通して、忙しなく続く台詞に圧倒されながら、
結構身構えないとついていけない感覚の中で観ました。

数ある恋愛映画の中で、この映画を選んで観るというのは、
俳優さんのビジュアル目的ではないのは確かかな。
リアルな恋愛においても、外見重視派の人というよりは、
会話のやり取りだったり、空気感重視の人たちが好みそうな内容のように思います。

思いついたことを書いていきますが…。

これだけ思ったことを自分の言葉でポンポンと会話できたらいいやろなぁ。
相手がそれを聞いてどう思うかなんて気にしない。
私には理想的な恋愛スタイルだなぁ。
喧嘩になるんだけど、後を引かない。
その時に話し合うからすれ違わない。

心が通い合っていれば、散々言い合った後の口づけでチャラになる。
というか、言い合いの途中でも、抱きしめ合えば全部がよい意味で消化されるというか。
そんな場面もあり。

夜中に蜘蛛が出てきて、それを退治してくれと男性を呼び出す女性。
微妙な関係にある男女で、蜘蛛の退治を頼めるなんて、
自分にはできんやろなぁ。
でも、そんな存在がいてくれたらどんだけいいやろね。

夜中に呼び出され、散々文句を言いながらでも蜘蛛退治をする男も、
それを頼んだ女も、
まんざらでもないんだよね。
それが、女からの「会いたかった」の一言を引き出すし、
その言葉を聞いた男は(男とは、基本的にシンプルな思考の生態であると思われる)それだけで満足なんだと思う。
もしかしたら、夜中に電話で呼び出された時点で、男は女の会いたかった気持ちをわかっていたのかもね。
それを気付いても気付かないふりをして、女の言うがままにさせておくのも男の優しさのようにも思う。
というのは、古いタイプの恋愛かもしんないけど。





堀端

2010-10-02 | 外出
昨晩、
どうにもできない心の中のざわざわから逃れるために、
過去最高記録の距離と時間を費やし、
市内を歩いたり、時折走ったりしました。

その時通った堀端の夜景です。

しばらく足を止め、
水面に移る明りを眺めていました。
水辺はなぜか落ち着きます。



人間関係

2010-10-02 | 想い


価値観はひとそれぞれだし、
正解なんてないんだと思います。

そのそれぞれの中のひとつとして、
私の価値観での人間関係を書きます。

コミュニケーション能力が発達しているとはいえない私は、
できるなら限られたごく少数の方と、密度の濃い関係を築きたいと思っています。
友達であり、恋人であり、家族であり、兄弟であり、先生であり。
いろんな要素を兼ねている、そんな関係で、
その中で、新しいものに触れたり、知識をつけたり、向上していきたい。

最近のブログの記事にもこのような点について触れたことがあったかと思いますが、
一人もしくは少数の付き合いの中で、
与えたり与えられたりすることが難しい状況ってあるのかなと。

いろんな人と知り合い、関係を築くことによって、
この人にはこの話題で繋がることができる、
またこの人にはこんなことなら話せる、
と、
それぞれの得意分野を持ち寄るような、
そんな人間関係を築くのが大人なのかなと。

頭ではそんな気がするのですが、
私の性格上、皆に等しく心を配ることができそうにないので、
人間関係が広がれば広がるほど、なんだか落ち着かないような気もします。
その分、ひとりひとりに注げるエネルギーも減ってしまい、
それが罪のようにも思えたり。

相談するというスタンスをうまく学習していないこともありますかね。

相手にないものを求めてしまうと、
良好な部分でさえ壊しかねない。
それでも自分の価値観を貫くのか。

もやもやした思いのひとつでした。