サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

宝塚 星組公演 「花の踊り絵巻」

2010年10月11日 | 宝塚・エンタメ



今日は、3時からの宝塚公演を観劇。
バレエを得意とする柚希の日本物には、正直余り興味がわかなかったのだけど、
星組で日本物を公演するのは3年ぶり。

前は、2007年の安蘭 けいのお披露目の「さくら」だった。
辻が花のお衣装のポスターを見た時は、豪華な衣装が売りの
宝塚でもちょっとびっくりした。(笑)

この時の、柚希はちょっと笑いを取る役目だったけれど、
今回はトップだもんね~~。
そういう意味では楽しみだ。

なんて思っていると開演直前に月組の組長や組子を見かける。
そうなると、舞台は気になるし、客席は気になるし・・・だ。(笑)

秋から始まり、春で終わる日本物のショーで、これぞ宝塚!!
オーケストラで舞い踊るのだ。

始まりは、暗闇からぱっとライトがつくと、そこには色とりどりの
衣装をつけたスターが所狭しと並んでいる。

なんと言っても、妖しい美しさを醸し出していたのは



凰稀 かなめ。
妖しいまでに美しいとは、このことだと思う。

柚希の見せ場は、沢山あったけれど、個人的に好きなのは、
殺陣の部分(ここでは、ロミジュリのバトンの彼女が又妙技を見せています)と、
佐渡おけさの踊りの部分。
佐渡おけさのほうは、バレエの要素を取り入れつつの躍りで、
ある意味本当に宝塚的。
波のように見えるように、振り付けされていて皆の息があっているのを
みるだけでも、気持ちいいです。

凰稀で好きだったのは、麦や節を歌いながら男役10人ほどで踊るところ。
彼女が、男役を引き連れて踊るのが、なんとなく目新しいようにも感じる。
まったく、そんな場面が無かったわけでも無いけれど、
娘役を引き連れているほうが似合う男役だと勝手に思っているからかもしれない。
ここの場面は、シンプルだけどとても格好がいい。
日本物の黒燕尾みたいだった。

別格の専科の「松本 悠里」先生は、相変わらず美しく、さすが
今の宝塚の中で日本舞踊を引っ張っておられるだけのことはあります。
ひとつ、ひとつの所作が美しくて、「あ~~日本人なんだなぁ~私って・・・」
と、再認識させられたのでありました。

お芝居もあるのですが、それは、後日・・・・。(笑)