サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

ミュージカル ショー 「ノバ・ボサ・ノバ」

2011年04月22日 | 宝塚・エンタメ
昨日はテンションが上がりまくっておりましたが、
今朝になっても、主題歌が頭の中をグルグル。
かなり、重症の病気のようです。(笑)


このショーは、宝塚好きなら誰もが知っていると言っても
過言ではない伝説的なショー。

初演は、1971年星組で。その後1972年の雪組。1976年の花組と再演。

この後時間をおいて1999年雪組と月組で再々演。

そして、再び作者の鴨川 清作没後35年の公演として、
この4月に星組で上演されることになった作品。

この作品の凄さは、今もって色あせない展開とエネルギーが
みなぎる舞台。
歌われる歌の素晴らしさ。(一つのショーで沢山の名曲が生まれるのは
非常に難しい)

それを、ダイナミック・パワフルと言う形容詞で形容されることが
多い柚希 礼音がするのだ。
もうこの発表があったときは、「う~んぴったり」と
思ってしまったほど。

で、昨日一緒に観劇した人のご希望で「前のほうで観たい」とのことで、
前から数列目の真ん中にポジショニング。

もう、綺麗さが目の前にドド~っと押し押せてきます。
ポスター映像ではわかりにくいけれど、この腕にジャラジャラの
衣装で腕を広げて、難度の高い歌を歌いこむ柚希。
すごいな~と、聴きながらも、前のほうの席だからこのジャラジャラの
触れ合う音が聞こえてくる。
おまけに、重そうだし腕を広げ続けているだけでも
かなり疲れそうだ・・・・と、おばちゃんは思ってしまった。

この公演は3つの役が役代わり公演となっていて、
二番手の役は夢乃 聖夏(ゆめの せいか)。
う~ん。あまり印象に残ってない。濃い人なのに・・・何故だろう・・・?

物売り娘(白華 れみ)の恋人役は、紅 ゆずる(くれない)。
恋人を刺してしまってから、歌に至るまでがとっても良かった。
彼女の歌には、いつも???だった私だけど、このシーンの歌は
心情が伝わってきて、ちょっと感動。

で、令嬢エストレーラ(夢咲 ねね)の母親役は真風 涼帆(まかぜ すずほ)。
男役顔だと思っていたけれど、ちょっとコミカルな役柄のせいも
あってか、とっても美人でびっくりした。
2007年の「エル・アルコン」の愛妾達で、踊っていた姿を
何故かふと思い出してしまった私だが。

この他にも色々書きたい人は多いけれど、娘役の白華 れみの
ダンスはとっても情熱的。
今まで、ジュリエットの乳母のイメージがすごく強烈だったけれど、
今回のダンスでとっても生き生き踊っているのが印象的だった。

あっ!!それとバトンの彼女は今回も妙技を見せてくれています。

とにかく、色の洪水だし、展開が速いし、宝塚お得意の人海戦術で、
あっという間に終わってしまう。

本当に踊りもハードだし、舞台装置が傾斜しているので事故なく
皆が千秋楽を迎えて欲しいです。

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