サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

中日公演 「シトラスの風」

2014年02月09日 | 宝塚・エンタメ
1998年、宙組発足時に上演されたショー「シトラスの風」

歌えて、踊れての3拍子揃った姿月(しづき)あさと と、花總(はなふさ) まり が

この組のトップコンビとして 宙組が始動する記念すべきショーだった。

幕開きの爽やかさと、今でも宝塚ファンなら知っている「明日へのエナジー」は、

名場面。

他にも「ノスタルジア」という場面も個人的には好きな場面として、

何年たっても印象深く残っているようなそんなショーの一つ。

会社のヅカオタと、「シトラスの風」の再演を喜びつつも、

一抹の不安が・・・・。(笑)

宝塚は、基本ショーもあてがき。その時のメンバーの特性を生かした

作品だからこその名作である面も否めない。

そんな作品をする方も、プレッシャーを感じるんだろうな~なんて

思いつつ観劇。

でも、始まってしまうとそんなことを忘れてしまうほど、

「えっ?もう終わり?」って感じであっという間に終わってしまった。(笑)

やっぱり、ノスタルジアは好きです。はい。

この場面は、娘役が真っ白なドレスを着ての

オペラ ジャンニ・スキッキ の「私のお父さん」を

歌うところから始まる。

実咲 は、トップ娘役として歌える娘役だとは思っていたけれど、

上手いです。特に高音部が、綺麗。

で、そこからのオペラ トゥーランドット の「誰も寝てはならぬ」を使って、

女性を巡っての男性二人の駆け引きのダンス場面が堪らない。(笑)

このここで登場した凰稀 かなめの 軍服姿がとても格好いい。

ほんとに、美しい。

もともといい場面だけど、ほんとため息が出てしまう。

流れも使っている音楽も本当に好き。


で、「明日へのエナジー」。

初めて見たときは学ラン姿にびっくりしたけれど、

学ラン姿が、本当に「エナジー」な場面。

今回のメンバーも、この場面は宙組のもの!!みたいな

気持ちも伝わってくるようなエネルギー溢れるパワーが

客席に伝わってくる。

それだけでなく、歌も、とても力強い。

やっぱり、音楽あってのショーだな~と再認識。

ショーは、どんなショーでもある一定の楽しさを

見せてくれるけど、色んなものが揃わないと

やっぱりいい物にはならないんだ・・・と、原点を

考えさせられるショーでもありました。





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