木曽の五木は
木材の伐採はもちろん
住民の山への立ち入りも
禁止され
「檜一本首一つ」と言われ
犯した者は厳罰に
処せられるくらい
大切にされてきました。
昨日は
世界一の
クリスマスツリーから
アスナロを
紹介しました。
今日は五木のうち
ヒノキとサワラの
見分け方を
紹介します。
街中を歩いていても
ヒノキやサワラの
針葉樹に
お目にかかることは
ないと思います。
少し郊外に行くと
スギやヒノキは
結構普通に
見かけることが
あると思います。
ではクイズです。
どちらがヒノキで
どちらがサワラでしょう?
よく似ていますが
上がヒノキで
下がサワラです。
アスナロと同じで
葉の裏の気孔帯を
見ればすぐわかります。
ヒノキの気孔帯は
Yの字形になっています。
一方サワラの気孔帯は
Xの字になっています。
自然観察の達人は
「わい(Y)はヒノキや」
「触ら(サワラ)な分からん」
と語呂合わせで
教えてくれました。
中学校の数学で
分からないものを
Xとすると
習ったと思います。
これで
アスナロ
ヒノキ
サワラの区別は
つくと思います。
花粉症の原因の
スギは針のような
葉ですので
間違わないと
思います。