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イチョウ この不思議な植物

2017年11月28日 07時01分12秒 | 日記
散歩道の公園で
イチョウの黄葉が
見ごろをむかえている。


モミジの仲間の
紅葉も好きだが
イチョウの黄葉は
もっと好きだ。

それに
イチョウは
なかなか興味深い
植物である。

よく見ると
イチョウの枝に
変なものがついている。


芋虫のようでもあり
こけしの様にも
見える。


これは
短枝(たんし)と呼ばれる
立派な枝なのである。

短枝の先からは
たくさんの葉が
出ている。




普通の枝(長枝)からは
葉は出ていない。


他の樹木の多くは
長枝から
互い違いに
葉をつけたり
対生したり
するものが多い。

それなのに
イチョウは
短枝の先端に
葉をかためて
つけている。(束生)

伸びた長い枝に
葉をつけず
短い枝にたくさんの
葉をつけるのは
太陽の光をより多く
受けるための戦略
だと考えられている。

黄葉の美しさも
この辺りに
あるのかもしれない。

もしそれでも充分
光が得られない場合
短枝が急に光を求めて
伸び始め
長枝になることもある。


とにかく
イチョウと言う植物
不思議がいっぱいである。

イチョウが恐竜の
時代から生き残れたのは
こんなところに
秘密があるのかもしれません。




今日はこれから
奈良県の飛鳥に
行ってきます。

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できません。
悪しからず。