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飛鳥を歩く。

2017年11月29日 07時42分51秒 | 日記
11時02分
近鉄南大阪線
飛鳥駅を下車。


小春日和を
絵に描いたような
暖かな好天。

欽明天皇陵に
着くまでに
汗をかく。

陵から少し
上った場所に
欽明天皇の孫
吉備姫王の墓がある。

その内側には
猿石と呼ばれる
奇妙な石造物。


いつ誰が何のために
造ったのか
分からないそうだ。


のどかな
田舎道を
歩いていくと
鬼が旅人を
俎(まないた)の上で料理し
雪隠(せっちん)で
用を足したと
伝えられる
石造物がある。


実は古墳の石室の蓋石(雪隠)と
床石(俎)が露出したらしい。


さらに東へ進むと
動物の顔が
掘られた巨大な
花崗岩に出会う。


亀石と呼ばれているが
微笑んだカエルにも
見える。


聖徳太子の
生誕地とされる
橘寺を通り過ぎ
山裾を回ると
いよいよ石舞台古墳だ。


6世紀に築かれた
巨大な古墳で
蘇我馬子の
墓とする説が
有力だが
真相は定かでない。


中に入ると
巨石が迫ってくる。


どのようにして
どれくらいの人の手で
築かれたのか
想像せずには
いられない。

飛鳥駅に向かう途中
高松塚壁画館に
立ち寄った。

1972年に
極彩色の壁画が
発見され有名になったが
復元模写された壁画など
展示されている。


飛鳥散策は
遠足気分満喫の
一日だった。