木曽Now

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スジボソヤマキチョウの食草、クロウメモドキ。

2017年11月15日 08時00分30秒 | 昆虫
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.5℃  昨日の最高気温   8.0℃
木曽町新開     午前8時の気温    0.5℃    今朝の天気    濃い霧


クロウメモドキと言う植物
馴染みがないと思う。

花も目立たず
これと言った
特徴のない
植物である。

しいて言えば
ナツメの仲間
と言えば
少しは分かって
いただけるかも?!

この植物
結構早い時期に同定が
できるようになった。

スジボソヤマキチョウ
食草だからである。

先日
ひょんなことから
見つけることができた。


毎朝歩いている道沿いから
藪の中に少し入った
場所にあった。

毎朝のように
見ていたのだが
ダンコウバイの果実だと
思い込んでいた。


ブログでダンコウバイの
果実を取り上げようと
藪の中に数歩入り
カメラを向けたとたん
雰囲気の違うことに
気が付いた。


葉も先割れスプーン
ではない。


短枝があり


短いトゲもあることから
クロウメモドキだと
分かった。


どおりで
この近くで
スジボソヤマキチョウ
飛び回っていた
訳がわかった。

来春から
卵や幼虫探しが
楽しみになった。

明日は
団子旨いの
ダンコウバイの果実を
紹介します。

遠い昔を懐かしく・・・。

2017年11月14日 08時01分09秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   0.9℃  昨日の最高気温   11.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   5.0℃    今朝の天気    小雨

安曇野まで
行ってきた。

塩尻まで
19号線を走り
塩尻北インターから
高速に乗る。

途中から
濃い霧のため
視界が悪い。

安曇野インターを
下りる頃も霧の中。

北アルプス展望美術館に
到着するころ
霧が晴れてきた。


霧が晴れ上がると
安曇野の田園風景の
向こうに
北アルプスが
広がった。


目の前に
有明富士と呼ばれる
有明山がそびえる。


その右側に見える
ピークが燕岳。

若かりし頃
燕岳から
常念岳まで
北アルプス
表銀座を
縦走した。

その尾根が
目の前に広がる。

思わず何枚も
シャッターを切る。

その北側には
三大雪渓の一つ
針ノ木雪渓がある
針ノ木岳の鋭い
ピークが見える。


針ノ木も
登ったっけ。

更に
鹿島槍ヶ岳
五竜岳
白馬岳へと続く。


白馬岳は
小川温泉から
大雪渓から二度
栂池からと
4度も登った。

しばらく
山並みを
眺めながら
遠い昔を
懐かしく
思い出した。









ニシキギ・マユミの果実も風前の灯・・・。

2017年11月13日 07時08分06秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -5.3℃  昨日の最高気温   7.2℃
木曽町新開     午前7時の気温   -4.0℃    今朝の天気    晴れ


歩いていると
日に日に
木の実が
少なくなる。

その中でも
まだまだ
盛りです!
と言わんばかりに
赤い実を
つけている木を
見つけた。


枝にコルク質の翼
があるので
ニシキギだ。


よく見ると
萎びている。


そりゃあ
そうだろう。
毎朝霜が
下りるのだから。

それにしても
この翼
何のために
あるのだろう?

翼(よく)見ると
冬芽のついている所は
翼が途切れているから
芽を守っている?!

これだけ寒さ
この程度では
寒さ除けにも
ならんだろう!

しばらく歩くと
ニシキギと
同じ仲間の
マユミも見つけた。


マユミの実は
まだまだ艶やかだ。


大阪でも
庭木や公園に
植えられている。


マユミは
「真弓」であり
この木で弓を
作ったと言われる。
材はしなやかなのかも
しれない。


いずれにしても
この寒さ。
この子たちも
風前の灯なのだろう。






ヒカゲノカズラもシダ植物です。

2017年11月12日 08時00分15秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.1℃  昨日の最高気温   10.0℃
木曽町新開     午前7時の気温   -0.5℃    今朝の天気    晴れ

フユノハナワラビの
すぐそばで
同じシダ植物の
ヒカゲノカズラを
見つけた。


最初にこの植物と
出会ったのは
奈良のお祭りでした。

関西では
三輪さんと
親しみを込めて
呼ばれている
大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社
率川(いさかわ)神社のお祭り
三枝祭(さいくさのまつり)。
6月に行われる
別名ゆりまつりでのこと。

ユリの花を添えたお酒を
神前に供えた後
ユリの花をかざした
4人の巫女さんが
神楽舞を奉納します。

その頭になんと
このヒカゲノカズラが
巻かれていたのです。


植物に詳しくない
普通の高校生だった私が
頭に巻いている植物の名を
知る由もなかったのですが
教えてもらった名前が
妙に心に残りました。

2回目の出会いは
熱帯魚屋さん。
メダカの卵を
着卵させるための
藻として売っていたのです。

山に登るようになって
日当たりのよい場所で
普通に見かけますが
こんな思い出がある
シダなんです。

ヒカゲノと言う
名前の割には
結構日当たりの良い場所に
生育する常緑
蔓性のシダ植物です。


よく見ると
胞子のう穂をつけていて
盛んに胞子を
出しています。




胞子を触ってみると
サラサラ
スベスベして
気持ちの良い
触り心地です。


それにしても
枯れ野に
蛇がのたうち回るように
クネクネ広がっている
様子は異様でもあります。


刈り取られた後も
枯れることなく
緑色を保ち
長くのびた姿に
古代から霊力を
感じとっていたのかも
しれませんね。





フユノハナワラビと言うシダ。

2017年11月11日 08時00分05秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   4.2℃  昨日の最高気温   12.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   6.5℃    今朝の天気    曇り

(2017.11.10 AM6:28)

寒冷前線の通過で
明け方激しい
雨が降ったが
今は青空が
少しだがのぞいている。


木曽馬の里近くの
別荘地を歩いていると
フユノハナワラビが咲いていた。


シダ植物なので
咲いていたと言うのは
正確ではない。

フユノハナワラビは
シダとして
変わった特徴を
持っている。

秋に葉を出し
そのまま冬を越し
夏には地上部が枯れる。

ヒガンバナと
同じような
生活をしている。
このような生活は
「冬緑性(とうりょくせい)」と
呼ばれている。

シダの仲間で
冬緑性は
珍しい。

フユノハナワラビは
栄養葉と胞子葉の
2種類の葉を持つ。




栄養葉は光合成を
担当し
胞子葉は
花のようにも見える。


小さい粒が
多数ついている。


これは胞子嚢で
中に胞子が入っている。


触ると盛んに
胞子をまき散らしていた。


霜にも負けず。

2017年11月10日 08時01分00秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温   -5.6℃(全国2位)  昨日の最高気温    8.3℃
木曽町新開     午前8時の気温   -3.0℃       今朝の天気       晴れ

昨日は久しぶりに
氷点下にならず
暖かな朝だった。

朝焼けの御嶽山を
狙って
早起きしたが
邪魔な雲がある。


ウォーキングの時間帯には
すっかり雲もとれ
雪化粧した
御嶽山が
眺められた。


久しぶりに歩いたが
陽だまりに
わずかながら
花が咲いていた。

(キリンソウ)


(ヒメジョン)

開田高原では
紅葉も終盤を向かえ
霜が何度もおりている。

(ムラサキツメクサ)

霜にも負けず
健気に咲く
花たちは
痛々しくもある。

(アケボノソウ)

もう数回
霜が降りると
すっかり萎れて
しまうのだろう。


もう種子を
残す余裕は
ないと思われる。



オオムラサキの越冬幼虫

2017年11月09日 08時02分25秒 | 昆虫
開田高原アメダス  今朝の最低気温   2.5℃  昨日の最高気温   9.9℃
木曽町新開     午前8時の気温   1.0℃    今朝の天気    晴れ


昨日
ブログをアップのころから
雨が降り出し
昼過ぎまで
降り続きました。

拙宅のエノキで
数年前まで
オオムラサキが
羽化していたが
ここ数年見かけない。

今春4月末
エノキの幹を上る
幼虫を1頭見つけたが
成虫まで成長したか
確認はできていない。

すかり葉を落とした
近所のエノキの根元に
しゃがみ込み
落ち葉を丹念に
めくってみる。

いた!


落ち葉の裏で
冬眠準備OKの幼虫が
見つかった。


ざっと数えても
40頭はくだらない。


関西などでは
4齢幼虫が
越冬するのだが
この幼虫は
小さい。


北国では
3齢幼虫が
越冬すると言うので
この子も3齢幼虫かも
しれない。

10頭ほど
我が家のエノキの
根元に引っ越しさせた。

我が町にも
かなりの数の
オオムラサキが
生息していることは
間違いない。


エノキの下には
春まで
ギフチョウと
オオムラサキが
眠っていることになる。




地蔵峠から唐沢の滝

2017年11月08日 08時15分02秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   3.8℃  昨日の最高気温   15.1℃
木曽町新開     午前8時の気温   8.0℃    今朝の天気    曇り

昨日の朝は一番の
冷え込みでしたが
日中は暖かく
穏やかな一日でした。

木曽到着以来始めて
開田を歩きました。


そろそろ
ブルーベリーの紅葉も
終盤まじかですが
とても青空に映えます。


約4キロ歩いた後
軽トラで
古屋敷から
橋を渡り
地蔵峠に登りました。

途中の展望台から
御嶽山が
美しく見えます。


地蔵峠を過ぎ
木曽福島側に
下りていくと
唐沢の滝
駐車場に出ます。

車をとめた場所から
落差100mの滝が
見えます。


5分ほど
川の左側を登ると
滝の近くまで
行くことができます。




帰り道は
木曽福島側に
下りていきます。

二本木の湯の前を通り
国道361号に出て
家にもどりました。





自然湖から田ノ原へ

2017年11月07日 08時09分23秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -4.6℃  昨日の最高気温   13.3℃
木曽町新開     午前8時の気温   -3.5℃    今朝の天気    晴れ

開田高原-4.6度は
最低気温全国1位。
一面霜の朝です。


開田高原の南
木曽郡王滝村に
御嶽山の山体崩壊の
土石流によって王滝川が
せき止められ
上高地の大正池のような
天然湖があります。


紅葉は遅いだろうと
思いながら
車を走らせました。


案の定
紅葉は盛りを過ぎ
落葉盛んと言う
感じでした。


その後
田ノ原まで車を
走らせました。

おんたけ2240スキー場の
ゲレンデを縫うように登ると
中央アルプスの山並みが
広がります。


広い駐車場に出ると
御嶽山の7合目
田ノ原天然公園です。

(登山道の右側に見える屋根が遥拝所)

目の前に
見慣れた開田からの
御嶽山とは違う
荒々しい剣ヶ峰が
手の届きそうな所に
そびえています。

遥拝所まで木道の
遊歩道が通っています。


遥拝所は
大鳥居の向こうに
御嶽山の雄姿が見える
素晴らしい景色です。


未だ山頂で眠る
5人の方に合掌して
帰路につきました。




木曽に到着!

2017年11月06日 07時39分46秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -3・9℃  昨日の最高気温   10・9℃
木曽町新開     午前7時の気温   -1.5℃    今朝の天気    晴れ

朝10時過ぎに
出発して
木曽到着は
午後4時前でした。
ピーちゃんとポヨも
もちろん
一緒です。

気温は10℃
室温は8℃でした。

到着後
暖房器具を
総動員して
家を暖め
夕飯ころには
ようやく17℃を越え
ひと息つけました。


大阪の朝と違い
キーンと冷え込む。

開田高原まで
車を走らせ
御嶽山に
挨拶してきた。


靄がかかり
幻想的に見える。


寒さを忘れ
しばらく見とれていた。

ノゲイトウでした。

2017年11月05日 07時29分09秒 | 日記
昨日は皆さま
ありがとうございました。

kazuyoo60さん
越後美人さんから
色々情報をいただき
昼からタブレットを持って
花を見に行きました。

検索の結果
シロバナネムノキだと
思います。
お世話になりました。


昨日のウォーキングで
ノゲイトウを見つけました。


見つけたと言うのは
正確な表現では
ありません。

毎日通るたびに
見ていたのですが
ケイトウだとばかり
思っていました。

昨日初めて
立ち止まって
じっと見てみると
ケイトウではなく
ノゲイトウだと
分かったのです。


ノゲイトウは
熱帯地方原産の
帰化植物で
花壇などに
植えられていますが
河原や荒れ地に
逃げ出していることも
多いようです。

猫の尻尾のような形の
花が下から上に
咲き上がっています。


よく見ると
咲いている花の
5本の雄しべは
しっかり花粉を
出しているようですが
雌しべは目立ちません。




雄しべの葯が
落ちかけた花は
雌しべの柱頭が
開いて花粉を
受け取れる
状態になっています。




こんな道端の花でも
ちゃんと自家受粉を
避ける仕組みを
持っています。

今日はこれから
木曽に向け
出発します。





今ごろこんな花が・・・。

2017年11月04日 07時54分56秒 | 日記

秋晴れが続き
そして暖かい日が
続いている。

秋はこうでなくっちゃ!
と勝手なことを
想いながら
毎朝歩いている。

公園の1本東側の道で
こんな花を見つけた。


家の前の花壇に
咲いている。

よく見ると
花壇の上に
置かれた
大きな植木鉢から
生えている。
高さ1メートルほどか。


以前取り上げた
オジギソウの花に
似ているが
葉を触っても
閉じることはない。


一日花だろうか
たくさん萎れた
花がらがつく。


ネムノキの
花にも似ているが・・・

白いネムと言えば
ギンネムの花を
1度見たことがあるが
これがギンネムか
自信はない。

家に帰って
図鑑やネットで
探しても
未だに判明せず。

花図鑑と言うサイトも
模様替えしてから
どうも使い勝手が
悪くなり
お手上げ状態である。

知っている方がいたら
教えてください。

ハイキングで出会った生き物たち。

2017年11月03日 08時06分46秒 | 日記
大阪府と奈良県境に
横たわる生駒山地の
北端にあたる
「ほしだ園地」は
府民の森の一つです。

大阪府交野市は
弘法大師さんが
呪文を唱えたら
星が降ったと言う
伝説や
七夕発祥の地として
有名な市なのです。

市内には
天の川が流れ
星に関する名所
地名が点在しています。

そんなわけで
この大つり橋も
「星のブランコ」と
命名されています。
もちろん無料です。

ハイキングコースは
台風21号の影響で
つり橋への路が
通行止めになっていたり
ナラ枯れの倒木が
目立ち荒れていました。



そんな中でも
陽だまりで
翅を広げる
蝶の姿を
たくさん見かけます。

(ツマグロヒョウモン)


(コミスジ)


(ルリタテハ・・・なかなかブルーの翅を見せてくれません)

少なくなった花にも
越冬のための
エネルギー補給でしょうか
キタテハが
吸蜜しています。


卵を産み付ける場所を
探しているのか
カマキリが藪蔭で
大きな目玉を
ぎょろつかせています。




あちらこちらで
小さな白い花火のような
コウヤボウキが
花をつけています。


花弁は
吹き戻しのように
くるりと巻いていて
よく見ると
可愛い花です。


山歩きには自信が
ありませんでしたが
少しずつ
チャレンジして
いきたいと思いました。






私市から星のブランコへ

2017年11月02日 07時53分27秒 | 日記
晴天の一日
私市から
「府民の森 ほしだ園地」に
ハイキングに行ってきた。

ところで
「私市」って
読めますか?

関西の人には
お馴染みの地名なのですが・・・。

「きさいち」と読みます。


京阪電車の
私市駅から
天の川沿いの
山道を進むと
ピトンの小屋に出る。

目の前の崖には
クライミングウォールが
そびえている。


この崖の上は
ハヤブサの営巣地で
毎年雛を育てる
姿が見られるそうです。


ここから
階段ばかりの
ぼうけんの路を
400mほど登ると
目の前に
「星のブランコ」が
現れる。


前長280m
高さ50mの
巨大なつり橋だ。


真ん中辺りまで行くと
かなり揺れる。

もう少し
紅葉が進んでいればと
贅沢なことを
考えながら渡り切る。


やまびこ広場の上には
展望台がある。

今渡ってきた
星のブランコが
はるか下に見える。


遠くには
京都市街が見渡せる。

かすかに京都タワー
愛宕山のポッコリした
山頂まできれいに見える。


帰り道は
星田妙見川沿いに
紅葉した
桜並木を見ながら
私市駅まで戻った。


総歩数 13,076歩

ジュズダマの収穫。

2017年11月01日 07時11分51秒 | 日記
先日
長瀬川沿いで
ジュズダマ
収穫していた。


長瀬川の
「水辺環境づくり活動」の
一環なのだろうか。


地域の方と子ども達が
川に入って
大量にジュズダマを
刈り取り
種子だけ分けておられた。
(子どもも写っているので写真の掲載はしていません)
工作に使うのだそうだ。


少しいただけますか?
と言うと
植えて育ててくださいと
数十粒ほど
いただいた。


7月には青々していた
苞鞘と呼ばれる壺は
指で押しつぶそうとしても
びくともしない。

上下に穴が
開いている。

ここに糸を通して
数珠にしたんだ。

上の穴からは
蕊の残骸が顔を
出している。

思い切って
縦と横に
剪定ばさみで
切ってみた。
かなり力がいる!

横に切ると
半月形の胚乳と
あとは蕊の残骸だ。


縦に切ると
大きな胚乳が
コロンと出てきた。


これだけ大きな
胚乳なら
食料になりそうだ。

同じ仲間の
ハトムギは
雑穀として
食べられている。

ジュズダマは
薬としても
用いられるので
毒はなさそうだ。


たくさん
手に入ったら
一度食べてみよう!