昨日に続く第2弾!も先生の話になるが・・・
小学校5、6年生の担任の要門先生には色んな事を教わったがそのほとんどは先生が
教える・・というより生徒自らが興味をもって取り組むという気持ちにさせてくれたり
関心を持つきっかけを作ってくれる・・という兎に角自主性を重視して見守りながら
必要に応じて的確なアドバイスをするという先生だった。
その風体は背が高く顏はそのころの俳優(脇役)の『伊藤雄之助』にそっくりな感じで
顔が長すぎるくらい長く、眼鏡越しの目が少し怖い感じもする先生だったが、常に笑顔で
話し、激しく叱りつけるようなこともなく我々にとっては正にすべてにおける『万能選手』の
ような存在だった。
数えきれないほどの思い出の中で先ず思い出されるのは理科室の天井に天体の大きな
模型を作り、ロープを引くことによって星座などが回転や移動するという大がかりな
仕掛けで子どもたちに遊びのような感覚で宇宙や星座に関心を持たせてくれたたこと。
またみんなが海の生き物にも興味を示し、その名前や形を楽しみながら覚えられる
ように放課後、交代で近くの漁港へ行き漁業組合の人たちから数多くの生物をもらい、
それらを解剖したりホルマリン漬けの標本を作ったりしたこと。
その時にホルマリンの有害性や取扱いも教えられたが実際にホルマリンを扱うのは
先生だけで私たちはでき上がった標本のビンに名前を付けたり、魚などの種類によって
あれこれと並べ方を変えてみたりして楽しみながら名前を覚えたものである。
私個人として要門先生に大きな影響を受けたのは本を読むのが好きになったことだろう。
先生は授業が終わると、或いは歴史の授業中などは特に歴史上の人物のみならず、
物語内の人物や戦記物などの話をまるで講釈師のように面白おかしく語ってくれて
我々生徒たちが先生の話に夢中になり次はどうなる?どうなる?・・と関心が強くなると
もっともっと詳しく知りたいのならば「何々の本を読むといい・・・」などと読書に興味を
向けさせてくれた。
それは歴史上実在する人物に限らず、寓話のように擬人化されたものや、講談のように
ハラハラするもの、『宝島』のような冒険もの、映画化された小説や物語など・・・・
現在とは違いその当時はどんなものでも本から知識を吸収することが多かったので
本に親しみ本から学ぶというそのきっかけになったと思う。
また社会科の授業の時などは出てくる県や地域に関することなどにも関心が持てるように
クイズ形式で表したり・・と、とにかく興味への水先案内人のような接し方で学校へ行くのが
本当に楽しかったことをいくつになってもこれからもずうっとあの長い顔に似合わない
素晴らしい笑顔と共に思い出させてくれることは間違いない。
小学校5、6年生の担任の要門先生には色んな事を教わったがそのほとんどは先生が
教える・・というより生徒自らが興味をもって取り組むという気持ちにさせてくれたり
関心を持つきっかけを作ってくれる・・という兎に角自主性を重視して見守りながら
必要に応じて的確なアドバイスをするという先生だった。
その風体は背が高く顏はそのころの俳優(脇役)の『伊藤雄之助』にそっくりな感じで
顔が長すぎるくらい長く、眼鏡越しの目が少し怖い感じもする先生だったが、常に笑顔で
話し、激しく叱りつけるようなこともなく我々にとっては正にすべてにおける『万能選手』の
ような存在だった。
数えきれないほどの思い出の中で先ず思い出されるのは理科室の天井に天体の大きな
模型を作り、ロープを引くことによって星座などが回転や移動するという大がかりな
仕掛けで子どもたちに遊びのような感覚で宇宙や星座に関心を持たせてくれたたこと。
またみんなが海の生き物にも興味を示し、その名前や形を楽しみながら覚えられる
ように放課後、交代で近くの漁港へ行き漁業組合の人たちから数多くの生物をもらい、
それらを解剖したりホルマリン漬けの標本を作ったりしたこと。
その時にホルマリンの有害性や取扱いも教えられたが実際にホルマリンを扱うのは
先生だけで私たちはでき上がった標本のビンに名前を付けたり、魚などの種類によって
あれこれと並べ方を変えてみたりして楽しみながら名前を覚えたものである。
私個人として要門先生に大きな影響を受けたのは本を読むのが好きになったことだろう。
先生は授業が終わると、或いは歴史の授業中などは特に歴史上の人物のみならず、
物語内の人物や戦記物などの話をまるで講釈師のように面白おかしく語ってくれて
我々生徒たちが先生の話に夢中になり次はどうなる?どうなる?・・と関心が強くなると
もっともっと詳しく知りたいのならば「何々の本を読むといい・・・」などと読書に興味を
向けさせてくれた。
それは歴史上実在する人物に限らず、寓話のように擬人化されたものや、講談のように
ハラハラするもの、『宝島』のような冒険もの、映画化された小説や物語など・・・・
現在とは違いその当時はどんなものでも本から知識を吸収することが多かったので
本に親しみ本から学ぶというそのきっかけになったと思う。
また社会科の授業の時などは出てくる県や地域に関することなどにも関心が持てるように
クイズ形式で表したり・・と、とにかく興味への水先案内人のような接し方で学校へ行くのが
本当に楽しかったことをいくつになってもこれからもずうっとあの長い顔に似合わない
素晴らしい笑顔と共に思い出させてくれることは間違いない。