マンションの緑地帯に植えられた木々のうち常緑樹以外の木はどれも
最近まで少し葉っぱが残っていたが大晦日が近づくと同時にまるで
示し合わせたように急激に落ち始めたように感じたが・・・。
エントランスから玄関をでてすぐ右側のフェンス(生垣)の内側に
植えられた木の中のメタセコイヤも細い枝が残るだけで寒々とした
姿に変ってしまっている。
毎日見ていたはずだがこんな姿になるとは・・・と思うとわかってはいても
少し寂しい気持になる。
餌となるものが少なくなりここへも探しに来たのか二羽のヒヨドリが
その枯れ枝の上で落ち着きのないような声で騒いでいる。
そんな中でフェンスを構成しているヒイラギとサザンカは元気そのもの
ひとひら二片と花びらが落ちても紅い元気な顔は側を通る私たちを
この時期も励ましてくれているようだ。
よっぽど寒さに強いのか冷たい風にも怯む様子もなく紅い顔を一段と
紅くして笑顔を振りまきながら寒さにもコロナにも負けるな・・・とでも
言っているように見える。
冬至が過ぎてこれからは少しずつ日が長くなる・・・
これからが寒さも本格的になるとはいえ、『一陽来福』という言葉もあり、
来年はきっと良くなると思い、明るく考え、そのために自分たちで
できることはやるという努力をしていかなければ・・・
人間の智恵と勇気と自然の恵みを感じながら・・・
みなさん、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。