昨日は思わぬ足の痛みの再現の記事を投稿したが、発生以来3日経っても
痛みの解消とはならず、激痛のレベルが少し和らいだ程度で今朝も
起床時には依然として不快な痛みは続いていた。
ブログ友たちの親切なアドバイスや心配してくださる気持ちも考えながら
今日のトレーニングはどうしようか?と思い、やるべきか、休むべきか・・と、
足の痛みの状態を考えながら迷ったが、バーベルやダンベルなどを
用いたベンチプレスなどの筋トレは足に負担がかからないのでとりあえず
行ってみることにした。
朝から冷たい雨が降り、それに呼応するように風も冷たかった所為か
トレーニングルームのオープン時には私を含めて4人しかおらず、
そのうちの3人は昨日の記事にも登場のごく親しい私たちの仲間だった。
しばらくして二人が加わったが静かなジム内には私たちの声と器具の
音だけが響き渡るような状態が続いていた。
トレーニングを始めてから1時間ぐらいたった10時ごろ、ジムの大きな
窓から外を見ると、道路を歩く人たちが傘をさしていない・・・
空も少し明るくなってきたようだった。
臀部も足も痛みを感じなかったのでそのままトレーニングを続け、
バーベル等重量主体の運動を終わると隣のAルームへ移り、プルダウンなど
別の運動をしながら『さて、今日はどうしよう・・』から『やっぱり少しは
歩こう』と決めて時速4㎞で10分だけ歩くことにしてランニングマシーンに
乗った。
やがて11時になる頃、とりあえずのトレーニングメニューを終え、
ベルトバイブレーターで腰や足の部分をゆっくりほぐし、運動後の
心地よい疲れを感じながら帰宅した。
そのころには空は明るく、青空も少しずつ見えはじめ、様々な形の雲が
広く広がっていた。
見るからに薄く伸びて向こう側が透けて見えるような雲や何段にも
重なったような雲、さざ波のような雲、小さな家族を思わせるような
雲など様々な雲が青い空と会話でもするかのように遠くまで・・・
家につき、食事までの間、庭に出て空を見ると雲間の光芒が優しく感じた。
そして、だんだん広がる青空と雲の関係に私の心にはある重なる思いが・・・
それはベートーベンの交響曲第6番 (田園)の曲の姿を見るような
まさに心の中に起こる田園での喜びの感情を表した様子が大空に
描かれるようで不思議な気持ちだった。
ただ、現実では朝からの冷たい雨や風による(?)第4楽章「雷雨、嵐」の
場面はすでに終わっていたが・・・
第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」
第2楽章「小川のほとりの情景」
第3楽章「田舎の人々の楽しい集い」
第4楽章「雷雨、嵐」
第5楽章「牧歌 嵐のあとの喜ばしい感謝に満ちた気分」
曲名までは覚えていなくても誰もが聞いたことがあると思われる
交響曲第6番 (田園)のイメージが空に映り、痛みなど忘れるような
ひと時だった。
明日も関東地方はいい天気になるようだが
いま、この時間は朝と同様、再びグレーの雲が空を覆っている。
タイミングをずらした第4楽章「雷雨、嵐」が来なければいいのだが・・・。