岸田政権の内閣官房参与に就任した石原伸晃について石原伸晃自身が
代表を務める政治団体が新型コロナウイルス対策の緊急雇用安定助成金を
受給していたとして批判を浴び、その問題が取り沙汰されていたが、
「体力・能力ともにある」と胸を張った就任から、わずか1週間での辞任劇・・・
私は辞任は当然だと思うし、それよりも就任すること事態が良識のない
行動で、本来はあり得ないことだと思っている。
そもそも選挙で国民から自分たちの代表に相応しくないと「ノー」を
突きつけられ、不適格の烙印を押された者が内閣官房参与に推奨される
のは安倍政権時と変わらぬ性懲りも無い「お友達内閣」を押し通そうと
する表われ・・・「岸田総理の人物を見る目がない」・・などという
生やさしいものではなく、総理自身も失格者と言われても仕方ないだろう。
エリート扱いをされ、調子に乗ったような石原伸晃が環境相時代に
中間貯蔵施設設置をめぐって「最後は金目でしょ」と発言した問題なども
そうだが、やはり自民党議員らしい(?)「既得権益」や「お金」に
固執する浅ましく、下劣な思いがここでも発揮(?)されたような気がする。
訳のわからぬ「新しい資本主義」と「民主主義」についても解りやすい
説明のない岸田政権の行方はどうなるのだろう。
正しい舵取りが出来るのだろうか・・・
奇しくも昨日、ブログ友のhighdyさんが『誰が悪いの?』というタイトルで
現在の政治の事について投稿されている。
私の記事に立ち寄ってくださった方々は是非、「highdyの気まぐれブログ」を
訪問していただきたいと思う。
その記事の一部をご本人には無断で勝手に引用させていただくと・・・
(後でお詫びを・・と思いながら・・)
こんなことを考えるおバカな政権を選んだのは、愚かな国民と選挙に
行かなかった人達であると言ってもいいだろう。全員とは言わない。
国民の共感を得られるしっかりした独自の政策を掲げて人材を集めた
政党でないといけない。
全国民が自分の権利を正しく行使しないから、こんな税金の無駄使い
ばかりをする政治になる。
国会で居眠りをしていても、スマホをいじっていても何千万もの
歳費(報酬)が貰えれば、甘い密に群がる議員生活も魅力的なのかも
知れない。
真面目にやれば、国会議員は決して楽な商売ではない筈だが・・・。
私達国民も、少しずつではあっても政治に関心を持ち、よく考えて
選挙時には当然ながら必ず投票によって自分たちの意思を表わさなければ
いけないと思う。
今回の選挙で「東京8区」の人達が賢明な判断をされたことによって
石原伸晃氏の落選という結果に結びついたと思う。
本人は残念至極だろうが落選したことにはいろいろな要因があるだろう。
仲間内に甘い縁故主義などに頼らず、決して驕らず、反省を忘れず
「捲土重来」を期することこそが政治家としてやるべき事だと思うが・・・