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菅首相はご自分の著書まで改ざん?「政府は議事録を残すのは当然」の文章を削除/少数派

2020年10月22日 | 政治情勢1
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菅首相はご自分の著書まで改ざん?「政府は議事録を残すのは当然」の文章を削除

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■「政治家の覚悟」なんぞなく強権政治の危険な性格があらわに
菅首相2012年の著書「政治家の覚悟」(文芸春秋)を、首相になったのを機会に改定発刊した。しかしその新書には、従来、書かれていた「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と公文書管理の重要性を記載した文章が、すっぽり削除されていた。 安倍政権の文書廃棄・改ざんが問題視された中、自分の著書まで改ざんしたのかと、批判・嘲笑されている。

当時の単行本で、首相は、東日本大震災時、政府の会議で十分に議事録を残していなかったことを批判し、「千年に一度という大災害に対して政府がどう考え、いかに対応したかを検証し、教訓を得るために、政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」などと断じていた。

しかしその後、ご存じのように安倍内閣で官房長官を務め、「森友学園」 「加計学園」問題、安倍首相主催の「桜を見る会」、その他でも政権に都合の悪い公文書や記録が改ざんされたり、廃棄されたりした。新型コロナウイルス対策会議も、発言者や発言内容の詳細が分かる議事録を残していなかった。いわば政権の中枢にいた菅氏が、主導した感がある。

首相になったら途端、今まで言っていた公文書管理の重要性の記述を削除したのは、意図的だ。公文書は歴史に対する責任と言えるが、本音・根底にはその認識が欠けている。菅氏の資質の欠如は甚だしい。著書名「政治家の覚悟」でも覚悟なんぞなく、モリ・カケ・サクラと政府に不都合な情報を国民の眼から隠し、官僚の忖度を誘発する強権政治の危険な性格を露(あらわ)にしている。

Ntopkeiji

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