食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

全国個々のすし店の名称で一番多く使われるすしの字は「寿司」/回転寿司の真相183皿目

2019年06月02日 | 回転寿司卒業・鮨詰め
Nzshinsoutp

Pointminin10b 回転寿司の真相シリーズ183皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND11 鮨詰め話アレコレ!
全国個々のすし店の名称で一番多く使われるすしの字は「寿司」
時代が変わり伝統ある鮓・鮨の字は馴染みにくくなってきた

皿図は、後日、貼り付けます

前号の「全すし連」の下部組織・県別組合組織の名称としては、43%(18県※)がひらがなの「すし」を使っていました。それとは異なり、今号は全国の「個々のすし店」(回転寿司を除く)の名称調査です。店名で一番多かったのは、「寿司」(52%)です(例えば山田寿司)。次が「寿し」(27%)、「鮨」(20%)、「鮓」(1%)です。東日本は、「鮨」の字が多く使われています。実際の個々の店では、ひらがなはほとんど使われていないようです。

ところで、現在、一般的に使われている「寿司」の字は当て字です。幕末から明治の頃、縁起の良さから普及しました。ただ昨今は気軽さを売り物にする回転寿司店は、「すし」や「スシ」の字も見受けられます。若い方には、伝統ある「鮓」も「鮨」も馴染めなくなってきたのではないでしょうか。投稿者は関東の人間なので、鮨の字がしっくりします。因みに当シリーズは、一般的な寿司の字で統一しています。

そもそも寿司は、東南アジアの山地民の保存食が起源とされています。日本でも千年以上の歴史があり、既に奈良時代に存在したことが知られています。「すし」の語源は、酸っぱい意味の「酸(す)し」からきています。古くは魚や飯を発酵させた「なれずし」のことを言い、西日本では「鮓」の字が長く使われてきました。寿司の発祥や歴史については、第3部で詳しく説明致します。

Sankoua 前号/同じすしでも鮨・鮓・寿司・すし(ひらがな)の字が使われる不統一さ

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