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陸上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」導入も北朝鮮の能力が上回る/少数派

2019年04月01日 | 政治情勢1
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢(赤旗だより)
陸上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」導入も北朝鮮の能力が上回る

▽「ミサイル防衛」整備経費の推移
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■イージス・アショアの導入は安倍政権の大軍拡路線をさらに加速させる
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/政府は閣議で、米国製の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基を導入することを決めました。2023年度の導入をめざします。北朝鮮の核・ミサイル開発を「新たな段階の脅威」と位置づけ、「弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図る」ためだとしています。導入には1基あたり約1000億円が見込まれ、社会保障削減策の一方、軍事費がさらに膨張することになります。しかし配備は早くても23年度となり、その時点で北朝鮮の弾道ミサイル能力が上回っているとの見方が防衛省内でも出ています。

イージス・アショアは、海上自衛隊のイージス艦に搭載するミサイル防衛機能を地上に固定配備する装備。小野寺五典防衛相は記者会見で、ミサイル防衛について「24時間365日という体制になることを考えれば、陸上配備が望ましい」と強調。「イージス・アショア2基の導入により、平素からわが国を常時・持続的に防護できるようになる」として、イージス艦の運用がより柔軟になるとしました。日米両国が共同開発する能力向上型の迎撃ミサイル「SM3ブロックIIA」を使用し、2基で日本全域をカバーできるといわれていますが、防衛省の説明でもその能力は不確実です。ようやく今年に入って発射実験を開始したばかりで、成功確率は50%にとどまっています。

配備候補地として、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場、山口県萩市のむつみ演習場が浮上していますが、小野寺氏は「現時点で決定していない」とし、地形や地質、電波環境などの調査を実施し、配備の可否を確認したうえで地元調整に入るとの方針を示しました。レーダーは強力な電磁波を発するため、電波障害などの影響が懸念されています。18年度当初予算案に基本設計費など約7億3000万円をそれぞれ予算要求しています。イージス・アショアの導入は、安倍政権の大軍拡路線をさらに加速させます。

■2兆円すら大きく超え際限のない軍拡に踏み込んで税金の浪費を続けることに
北朝鮮の弾道ミサイル対処を口実に政府が2004年度に導入した「ミサイル防衛」(BMD)の整備経費が累計で2兆588億円にのぼったことが分かりました。04~17年度の予算額と06、12、16年度の補正予算額、17年度補正予算案、18年度予算案の合計。政府は当初、導入経費として「概(おおむ)ね8000億円~1兆円」としていましたが、倍増したことになります。この間、イージス艦への「ミサイル防衛」能力追加や自動警戒管制システムの改修、新たな迎撃ミサイルの取得、早期警戒レーダーの配備などを続けました。このままでは2兆円すら大きく超え、際限のない軍拡に踏み込んで税金の浪費を続けることになります。

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Sankoub
イージスアショア計画事実上の白紙撤回・安倍首相と官邸またまた強引主導で失態

Akahatatop

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