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家族のあしあと、時々ソーイング、たまにはゴハン。日常生活のひとこまを。

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2011-11-19 23:26:50 | コドモ
 
水たまりが目立つ大きな陸上競技場。
江東区夢の島競技場です。
本日こちらにて開催された小学生のマラソン大会に息子が参加しました。

きっかけは、二ヶ月くらい前。

たまたま(ホントにいくつかの偶然が重なったために)立ち寄った、とあるスーパーに掲示してあったマラソン大会出場者募集のポスター。
それを見た息子が、意外なことに出たいと言う。

よく読んでみると、応募締め切りが、その日の消印まで。
しかもそれは日曜日。
どうするか・・・。

時間外業務ゆうゆう窓口のある大きな郵便局へ直行しました。
消印押印が可能なのか確認した上で、ハガキを一枚購入し、必要事項を記入し、郵便局のお兄さんに託したのでした^^


贔屓目に見たとしても、息子の運動センスは・・・褒められるようなものではなくて。
学校の体育の授業で行われる様々な種目も、合格点に到達しているものはあるのかしら・・・という感じ。

そんな中、たったひとつ、本人及びお友達も認めてくれている(らしい^^)のが、走ること。
運動会のリレーの選手に選ばれたことに始まった、息子のひとつのよりどころ。
自信に繋がるものならば・・・応援したいと思うのが親心。

さて、応募したはいいとして、1年生が走る距離1.5Km。
それがどの程度のものなのか、その時はもちろん、本番の時まで、息子にとっては未知の距離でした。
今月から、学校でも来月のマラソン大会に向けての練習をしているけど、1年生の距離は600mですからね・・・半分以下^^

初めてのマラソン。しかも全く知らない環境で行われるもの。
我が家で設定した目標は、完走すること。
そのためには、最初から飛ばしすぎないこと。
それが合い言葉。

そして迎えた当日。

雨!!

それでも”11月にしては、冷たくない”雨だったのは、幸いだったけど。
気の毒なくらいに雨が降ってる中、ピストルの音でスタート!



競技場を一周回って、ランナー達はそのまま場外へ。
中盤を走る息子を一応確認できたことに安心していたら・・・先頭のランナーが競技場へ戻ってきた。速っ!!

息子の姿は?・・・あっ!いた!!
苦しそう・・・でも、足は止まってないことに、感心感動(←親バカっ)
もう少し。ガンバレ。心の中で声援を。

ゴール!!
目標達成。

1年生は悪天候による欠席も多かったのか、参加者110名(他の学年は200名近くいたようです)で、息子は31番。
じゅうぶんです。よくやったと思います。

参加者の中には、陸上クラブに所属して揃いのパンツを履いている子達や、指導者にマッサージやストレッチをしてもらっている子もいたりして、『ひょっこり来ちゃいました~』風な我が家とは明らかに異なる雰囲気を醸し出している空間もありました。
小学校の運動会では席巻している瞬足だけど、周囲の子達が履いていたのはスポーツブランドのランニングシューズだったりするのにも、おぉ!と驚くド素人ハハ。

でも、あの日たまたま行った場所で目にしたポスターに息子が反応しなければ、全く知らなかった無関係の世界。
早起きしたり雨に濡れたりで大変だったけれど、それ以上に楽しかったなぁ。

さて、当の息子。
ゴールしてスタンドに戻ってきた時は、疲れてぼんやりとしてリアクションも曖昧だったものの、走りきったことを喜び、そしてもっと速くなりたいとのこと。

充実した時間でした!
ありがとう♪


*息子のタイム6分58秒(ちなみに1年男子のトップは5分44秒)。
 天気がよければ、後に続く他の学年も見たいところでしたが、強まる雨を避けられる場所がなく、競技場を後にしました。