親族や地域共同体などの中間共同体に帰属できないために、「根なし草」nomade となって浮動している人々が、そういう自分のありようを「機動性が高い」ものとして肯定的に評価する文脈を安倍自民党のうちに見いだして、それに共感しているのかも知れません。
今の日本社会は「機動性の高い個体」(「日本列島以外のところでも生きていける人間」)が国政の決定権を握っており、「機動性の低い個体」(日本列島でしか暮らせず、日本語しかできず、日本文化の中にいるときしか生きた心地がしない人たち)は国のありようについての決定権を持っていません。
日本国民は「日本なんかつぶれても別に実害のない」階層上位の人々と「もっと社会が流動化し、システムがリセットされた方がチャンスがあるとおもっている」階層下位の人々に挟撃されて、息も絶え絶えというわけです。
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(続き)関ヶ原の戦いで西軍に加勢した上杉家は、徳川家康により会津120万石から米沢15万石に減封された。藩の財政は急激に傾き、この財政を立て直すため、「自助」と「互助」と「扶助」の三助の方針を立て、米沢藩を財政的にも精神的にも美しく豊かな共同体に作り替えたのが、上杉鷹山だった。
孫崎享さんの著書「戦後史の正体」で書かれている通りだ。最高裁長官も露骨な対米追随派だったとは。“@nhk_news: 「司法権の独立揺るがす」資料見つかる nhk.jp/N46t5lcU #nhk_news”
「追い込まれた金正恩」 習近平との会談の伏線だった可能性のある中国側との会談を終えた翌日に、北朝鮮はロケットの打ち上げを表明した。もはや金正恩は中国にさえも見限られた部分がある。 bit.ly/Tp59S1フォーリン・アフェアーズ・リポート
ソウルは北朝鮮の強硬策には報復攻撃も辞さないと表明しており、軽々に火遊びはできない。金正恩はいずれ身動きのできない状況へと追い込まれ、アメリカは北朝鮮の核管理体制の弛緩という悪夢に直面する恐れがある bit.ly/Tp59S0 フォーリン・アフェアーズ・リポート
イスラエルのベスト・アンド・ブライテストたちの多くが、エリート部隊の仲間入りをしようと競い合っている。…多くの若者にとって、軍隊はたんなる通過儀礼ではなく、市民としての自己確認の方法であり続けている bit.ly/12zB02u フォーリン・アフェアーズ・リポート