銃塔組み立ての続きです。ステップ42の工程を進めます。
銃塔が組み上がりました。
銃塔を車体にセットして、塗装前の組み立て工程を完了しました。
塗装を行ないました。車体カラーは劇中車に合わせて調色しました。ミスターカラーの16番の濃緑色に524番の枯草色を少し混ぜました。
車輪のタイヤ部分は、キットの塗装指示ではホワイトですが、劇中車のタイヤ部分は完全に隠れていて色が不明です。それで、第一次大戦期の白いタイヤに無理に合わせることもないか、と割り切って、アンツィオ高校チームの他の車輌と統一しておくことにしてポスカの黒で塗りました。
銃塔の機銃は、劇中車では車体カラーと同じような色に見えなくもないのですが、これも割り切って28番の黒鉄色で塗りました。
車体背面の機銃も同様でした。
前面の大型ライトは内側を8番のシルバーで塗り、レンズのクリアパーツをはめ込みました。
右側面のライトも同じように塗ってレンズのクリアパーツをはめ込みました。
車輪を取り付けました。
塗装後の組み立てが完了しました。
デカールを貼りました。劇中車シーンでは右側面観しか出ていないので、校章マークの位置も右側面だけが判明しています。それに合わせて、モデルカステンのガルパンデカールセットVol.3より最大サイズのものを2枚使用して貼りつけました。
左側面にも校章マークは有る筈ですが、左右対称の位置にすると左側面では乗降ハッチに重なります。そこで前にずらしてハッチに重ならないようにしました。ガルパン車輌の左右側面のマークは位置が非対称であるケースが少なくないので、今回の車輌も非対称で良いだろう、と割り切りました。
最後に薄くつや消しクリアを吹き付けて仕上げました。
かくして、アンツィオ高校チームのランチア1ZM装甲車が最終章仕様にて完成しました。製作期間は、2022年5月2日から9日までの8日間でした。組み立てに6日、塗装に1日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。
今回はCSMより新たに発売されたキットを使用しました。ラトビア共和国の新興メーカーの意欲的製品群の一つだけあって、キット自体の出来も精度も大変に良く、扱いやすく、組み立て易く、組み立ても楽に進んで綺麗に組み上がりました。改造箇所も二ヶ所だけで済みますので、ガルパン車輌の入門キットとして最適かと思います。
デカールのほうは、モデルカステンのMGデカール ガールズ&パンツァー Vol.3が必要となりますが、2023年1月現在においてモデルカステンのオンラインストアにて購入可能となっています。なるべく、買えるうちに買っておきましょう。