2023年3月19日、20日の二日間、山梨県方面でのゆるキャン聖地巡礼に行きました。メインは原作コミック第14巻に登場する幾つかの聖地スポットとし、さらに第15巻に収録されるであろう一ヶ所の聖地を追加したコースを設定し、そのコースを二日目の20日にレンタカーで回ることにしました。
それで、前日の19日は身延への立ち寄りも含めた甲府までのJR身延線全線乗車を楽しむことにし、宿を甲府駅近くのビジネスホテルに予約しました。
今回は、だから一日目はゆったりしたスケジュールとなりました。いつもより遅くのんびり起きて、10時8分に京都から新幹線に乗り、11時37分に静岡で降りて、上図の11時45分発の特急ふじかわ5号に乗り換えました。
この日も割合に空いていた特急ふじかわの車内。鉄道の旅をのんびり楽しむには良い環境でした。
途中の停車駅、内船駅。前回の山梨巡礼時にはここで降りて、内船寺やうつぶな公園を回りました。
13時8分、第一目的地の身延駅にて降りました。この日の切符は甲府駅まで買って、身延駅には途中下車する形で利用しました。
駅前に待機していた身延山行きのバスに乗り込み、5分後の13時13分に発車しました。上図は駅前のしょうにん通りから左折して身延橋を渡っている時の撮影で、富士川西岸の低い丘の奥にみえる山が身延山です。
バスの旅ものんびりしていられるので嫌いではありません。景色を眺め、ウトウトし、時には熟睡したり・・・。マイカーやバイクで回る場合には絶対に出来ない事ばかりです。
私自身は、2019年に京都市へ凱旋移住した後にマイカーを手放したので、それ以降の移動や旅行は全て公共交通機関を利用して楽しんでいますが、費用的にも体力的にもかなり楽になっています。マイカーでの聖地巡礼はとにかくお金がかかったし、長時間の運転は年を取ってくるとだんだんキツくなってきたなあ、と思い出します。
13時25分、身延山バス停に着きました。下車後に、身延駅から乗ってきたバスを撮りました。初めて見る新型の車輌だったからです。こちらのバスも、順次新車に置き換えられているようで、以前に乗った古いバス車輌を最近は見かける機会が減りました。
身延山の門前商店街の通りには人影が疎らでした。日曜日の昼過ぎでこの状態ですから、平日はもっと静かなのかと思いきや、平日には観光客の団体が身延山参詣に行く確率が高いので、門前町も賑わうのだそうです。
朝から何も食べていないままだったので、とりあえず、食事にしよう、と考えてバス停向かいの「園林」に向かいました。以前に一度入ったカフェ施設ですが、その時の記憶があまり無いので、どんなお店だったかなあ、と再び入ってみることにしたものです。
「園林」のドアを開けようとして、すぐ左の続きの出入口に上図の大きな志摩リンビーノ暖簾がかけられているのに気付きました。真新しい感じだったので、最近に買ってここに懸けたのだろうな、と考えました。お店の方がノリノリでゆるキャンブームに乗っかっているか、熱心なファンがここにでも懸けて使って下さいと寄贈したかのいずれかだろうな、と思いました。 (続く)