塗装作業を行ないました。まずサーフェイサーを薄く吹き付けた後、車体色としてミスターカラー13番のニュートラルグレーを吹き付けました。史実のドイツ国防軍の車輌が大体この色ですが、ガルパンの黒森峰女学園チームの車輌の色はコミックにカラーページが無くて不明でした。それで、ドイツ軍のカラーをそのまま踏襲しているものと見なしておきました。
車輪のタイヤ部分とハンドルはポスカの黒で塗りました。座席シートは42番のマガホニー、車外装備品のシャベルは28番の黒鉄色と43番のウッドブラウンで塗りました。
車体後部に付く幌は、最初は車体色と同じにする積りでしたが、考え直してガイドの指示通りにあるカーキで塗ることにしました。しかしカーキが手元に無かったので、似た色調の132番土草色で塗りました。
操縦席のパネル類はポスカの黒、シルバー、グレーなどで塗り分けました。シフトレバー、サイドブレーキはポスカの黒で塗りました。
前後の座席パーツを組み付けました。
ハンドルを取り付けました。
前面の予備タイヤ、左右の4枚のドア、中央の手摺、左側前方のシャベル、フロントウインドウのガラス部分を組み付けました。
最後に前後の車輪を取り付け、つや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。校章マークは作中車に見えませんので、貼りませんでした。
かくして、黒森峰女学園チームのキューベルワーゲン82型がコミック「フェイズエリカ」仕様にて完成しました。製作日数は、2022年11月25日から28日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりましたが、組むのも簡単なタミヤキットですので、一気に作れば半日ほどで仕上げられると思います。
ガルパンの作中車は、ほぼ実車準拠のようで、キットとも相違はないので、ストレート組みで製作しました。車体色はコミック「フェイズエリカ」の作中車ということで、アニメ本編の劇中車がまとうサンドイエローやゲルブ系列のカラーとは別にしました。
作中車のカラーは不明ですので、ドイツ国防軍のキューベルワーゲン82型の多くが使用していたグレー系のカラーとしました。「フェイズエリカ」の作中車は、全てグレー系統で塗装していますので、今回の作例もそれに倣いました。