前回のユリの香りの話の続きです。
「香り」に関わっているモノとして その後もあれこれちょっと調べてました。
そして出したワタシなりの結論
「もなかの粗相は 『マーキング』に違いない!」
もちろん我が家に むぎもな親子以外のワンコはいませんし、だれも遊びに来てもいません…
何に もなかが触発されたのか?
やはりね、ユリの香りだったのです。
ユリの香りの成分には『インドール』『スカトール』という香気成分が含まれます。
この『スカトール』という名前の語源はというと
ギリシャ語で『糞』を意味する『skato』だと言われてます。
スカトールやインドールは 動物の腸内で異常発酵が起こると発生する
窒素化合物で このおかげで便やおならを臭くする のだそう。
つまり
スカトールやインドールは 排便の香り なのです。
でも不思議なことに この香りが 濃度をだんだんと薄く低くすることで
甘くて重ったるい濃厚な花の香り・・・
ユリやジャスミン、クチナシなどの花の香りになるのです。
連日の雨で窓を閉めていたおかげで 狭い玄関中にたちこめてたユリの香り
たしかに ふとした瞬間に
「ちょっと一歩間違えたらアンモニアチックな香りだなぁ~」
そう思ったのは事実。
それをヒントに ジャスミンと糞便の匂いが紙一重であることを思い出し
調べてみようと思ったのです。
ワンコの嗅覚は 人よりはるかにすぐれています。
それは 香りを人より強く感じる というわけではなく
香りの中に含まれる ひとつひとつの香り成分を嗅ぎ分ける能力が優れているのです。
きっとユリの香りの中に 排便臭であるインドール・スカトールの香りを嗅ぎ取り
「誰か マーキングしてる! ぼくんちなのに! アピールしとかなきゃ!」
なんて風に 自分の存在をアピールしてくれたのでしょう。
・・・ というのが ワタシの推測です。
どうでしょうか?
ちなみにですが、あれから晴れた日、窓を全開にして 香りがこもらないようにしたら
そそうは ぴたりと止まりました。
美しい花の香りと 糞尿の香りが紙一重 というのは なんだか残念な事実ですが
香りって おもしろいですよね。
ますます『香りの不思議』にはまってしまいそうです。
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