2019/03/29,農家とのさまざまな縁から、アスパラガスの収穫機をつくることになった菱木氏。安東さんといろいろ試行錯誤することで相乗効果もあり、一緒にやったら楽しそうだなと思いましたね」2人の出会いから野菜収穫ロボットの正式ローンチまで、わずか1年あまり。当人たちも驚くようなスピード感だったという。「inahoの方々のフットワークの軽さに驚きました。俺みたいな人がいるなと思ったら、菱木さんは私以上にすごい人でした」ものづくりは現場でやってみることが重要となってくる。それを実現させてくれたのも開発のスピードを上げる後押しとなったと菱木氏も言う。「安東さんは深夜12時でも畑で実証実験をさせてくれたんです。全面的に開発協力してもらったおかげでスピード感を持って前に進むことができました」。
佐賀県は、民間、行政問わずみなさん暖かく受け入れてくれています。また、ロボットの開発は現場でやってみないとわからないことが多いのですが、数多くの実験や検証に対して積極的に協力してくれたことに感謝しています」。さらに菱木氏は、佐賀県が「農業先進県」だったことも決め手になったという。「野菜の面積当たりの収入を単収というのですが、その単収が非常に全国的に見てもトップクラスだったのも、佐賀に拠点を置いた大きな理由です。佐賀には、レジェンドと呼ばれる篤農家の方たちも多くいて、日本で最先端の農業をやられています。
世界で農業の最先端と言われるオランダでも、まだ収穫は手作業。これがロボットでできるようになれば、最新の栽培技術と収穫技術をかけあわせることができ、世界でも先駆ける事例を佐賀県から始められます。そしてそれができるポテンシャルが佐賀にはあるんです。佐賀という土地だからできるのです。そこに自分たちも乗っかっていきたい」。そんな佐賀県で今後やっていきたいことを2人に聞いた。安東さんは、人手不足が叫ばれる中、品質を落とさず「森のアスパラ」の生産量拡大を測るためにはロボットが必要と考え、同時に期待を寄せている。「『森のアスパラ』の生産量を増やすことが一番の目標ですが、それだけでなく、佐賀県では新規就農者が耕作放棄地を使って農業を活性化できるというビジネスモデルができるんです。これは佐賀に留めておくつもりはなくて、ロボットが使えるようになれば全国展開、世界展開できるのではないかと思っています」
https://forbesjapan.com/articles/detail/26230?utm_source=owned&utm_medium=referral&utm_campaign=mailmagazine_0412_1379&utm_content=art5
佐賀県は、民間、行政問わずみなさん暖かく受け入れてくれています。また、ロボットの開発は現場でやってみないとわからないことが多いのですが、数多くの実験や検証に対して積極的に協力してくれたことに感謝しています」。さらに菱木氏は、佐賀県が「農業先進県」だったことも決め手になったという。「野菜の面積当たりの収入を単収というのですが、その単収が非常に全国的に見てもトップクラスだったのも、佐賀に拠点を置いた大きな理由です。佐賀には、レジェンドと呼ばれる篤農家の方たちも多くいて、日本で最先端の農業をやられています。
世界で農業の最先端と言われるオランダでも、まだ収穫は手作業。これがロボットでできるようになれば、最新の栽培技術と収穫技術をかけあわせることができ、世界でも先駆ける事例を佐賀県から始められます。そしてそれができるポテンシャルが佐賀にはあるんです。佐賀という土地だからできるのです。そこに自分たちも乗っかっていきたい」。そんな佐賀県で今後やっていきたいことを2人に聞いた。安東さんは、人手不足が叫ばれる中、品質を落とさず「森のアスパラ」の生産量拡大を測るためにはロボットが必要と考え、同時に期待を寄せている。「『森のアスパラ』の生産量を増やすことが一番の目標ですが、それだけでなく、佐賀県では新規就農者が耕作放棄地を使って農業を活性化できるというビジネスモデルができるんです。これは佐賀に留めておくつもりはなくて、ロボットが使えるようになれば全国展開、世界展開できるのではないかと思っています」
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